2025.06.30

CARS

竹岡圭さんと初夏の勝沼へ プジョーで巡る、フルーツ狩りと隠れ家フレンチの美味しいドライブ旅


とっておきのスポット

でもその前に「いまが旬と言えば、さくらんぼだよね(笑)」と、勝沼町のお隣、山梨市にある笛吹川フルーツ公園を中心に広がるフルーツ王国へ向かうことにしました。

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この辺りはフルーツ狩りのメッカとしても知られるところですが、実はここに私オススメのフルーツ農園があるんです。私が知るところでは、〇〇狩りができるフルーツ農園で、ここより施設や風景がキレイなところはないんじゃないかしら? と、密かに思っている場所。そんなとっておきスポットへ、ご案内することにしました。

東京から約2時間、高速の勝沼ICを降りてからの道は、結構なワインディングロード。外部充電で走行できるEV走行分66kmはさすがに終わっていますが、ハイブリッドモードでも、やはりモーターアシストというのは力強いんですよね。



直列3気筒1.2リッターエンジン+モーターに組み合わされるのは8速AT。適格なシフトレンジを選択できるため、この静かな環境の中、咆哮を響かせるかのごとくエンジンが唸り声を上げる。愉しいおしゃべりを邪魔することもなく、とてもお上品なライオンが力強さをおもてにひけらかすことなく、クールにエスコートしてくれる感覚。華麗に山道をヒラヒラと駆け上がっていきます。



「フランスも丘陵地帯が多いけれど、パリ市内は渋滞がヒドイでしょ。意外と日本と交通環境似てるのよね~」なんて、頭の中に凱旋門とブドウ畑を浮かべながら、猫足の心地よいハンドリングと乗り心地のよさを、しっかり堪能させていただきました。



「なんかカワイイカフェがある~」って、そうなんです。実はそこが萩原フルーツ農園なんです(笑)。ステキなカフェが併設されたフルーツ農園でして、最近は曜日によってパティシエさんもいらっしゃるらしく、メニューが増えたんだとか。うっかり、パフェやシフォンケーキに引き込まれそうになりますが、まずはさくらんぼ狩りへ。

今回体験したのは、農園内で20分、そのあとカフェで冷えたさくらんぼを20分食べられるというさくらんぼ食べ放題コース。とはいえ常連さんは果物を狩ることはせず、カフェで皿盛りのフルーツをいただいた後、スイーツを楽しむという方も多いんだそうですよ。



農園では、「佐藤錦、やっぱり有名だよね。紅秀峰に高砂って、なんだかお相撲さんの名前みたい」と、二人で大笑い。言われてみれば確かにそう。かの有名な佐藤錦から派生した品種が多いということで、やっぱり佐藤さんはエライのね〜と納得しながら、個人的な私のお気に入りは「紅秀峰」。



「さくらんぼの木は接ぎ木で増やすから、実は全部クローンなので、他の品種のさくらんぼの花で受粉させないと実ができない」とか「やはり南側の斜面の木の実は甘い傾向があるけれど、木によって味が違う」など、農園の萩原さんにいろんなことを伺いながら、結局全部の木の実をテイスティングした頃にはすっかり満腹。

「脚立に上ってさくらんぼを狩るのは楽しいけど、案外入らないもんだねぇ」と思ったけれど、すでに「あれだけ食べればねぇ」というくらいの種が溜まっていました…。





それでも別腹と、追加でスイーツを楽しんだ後はショッピング。「萩原フルーツ農園」のおばあちゃんお手製のジャムやコンポートの他、近隣ワイナリーのワインや、作家さんのアクセサリー等々、ついつい手を伸ばしたくなるものがズラリと並んでいますが、ここもクルマ旅の威力を発揮するポイント。重たい瓶物も躊躇なく手に取ることができます。







気が付けば、すっかり夕暮れ。マジックアワーとも呼ばれるトワイライトタイムに、「プジョー408」のスタイリングがよく映えて、思わず写真を撮りたくなるのも納得のシチュエーション。丘から見下ろす街の夜景と星が最高に美しいということで、萩原フルーツ農園さんでは、今後は夜の営業も考えていらっしゃるそう。ますます人気スポットになりそうですね。


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