2025.06.30

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富士山の絶景とワインを楽しむDEFENDERの旅「DEFENDER JOURNEY IN YAMANASHI」を体験してきた

DEFENDERならではの世界観を自らハンドルを握って体験する人気のドライビングアクティビティ、「DEFENDER JOURNEY IN YAMANASHI」が富士山の麓で開催された。

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その類稀なる冒険スピリッツとラグジュアリーな世界観を、DEFENDERのオーナーとこれから購入を考えている未来のオーナーが体験するスペシャルなイベント、「DEFENDER JOURNEY in YAMANASHI」が、5月23日から25日の3日間、山梨県の富士五湖周辺を舞台に開催された。

「DEFENDER JOURNEY」は、これまでに北海道や広島のしまなみ海道、九州の大分などで開催され、その場所でしか体験できない道や自然、様々な食をとおしてDEFENDERならではの現代の冒険の機会となってきた。



山梨の旅では、どんな魅力的な冒険が待っているのか。今回は、いままさにDEFENDERの購入を検討中だという未来のオーナー候補、下田哲也さん、菜実さん夫妻に話を聞きながら、2泊3日の冒険旅行をリポートする。

ラグジュアリーサファリのような体験

1日目、集合場所は静岡県の三島駅だ。ここが旅のスタート地点。下田さん夫妻に用意されていたのは150台限定の日本市場向け専用モデルのHAKUBA EDITIONである。

「3リッター直6ディーゼルのマイルドハイブリッドですよね。どんなエンジンなのか楽しみです」

サントリーニブラックのボディ・カラーにエボニーのインテリアを組み合わせた試乗車をさっそく吟味している下田さん。実はレンジローバーのオーナーでもある。ほかにスポーツカーも所有していて、いまSUVとスポーツカーの組み合わせのうちSUVの買い替えを考えていているという。





仕事で10年以上海外生活をしていた頃も、ずっとスポーツカーには乗り続けていたというから相当なクルマ好きだ。

DEFENDER JOURNEYに応募したのはもちろんDEFENDERが買い替えの候補になっていたからだが、ディーラーでの試乗とは違い、夫婦ふたりでまるでオーナーになったような気持ちで旅ができることに惹かれたという。

特にワイナリーも楽しめる今回の山梨の旅は、夫婦揃ってワイン好きな下田夫妻にとってはDEFENDERとワインが一度に楽しめる絶好の機会だったというわけだ。

1日目は、夕方この日の宿泊場所である「BLANC FUJI」に到着するまでは自由に行動できるということで、山中湖へ向かうという下田さんとは別れて、別ルートでBLANC FUJIのある富士吉田に向かうことにした。こちらの試乗車は5リッターのV8エンジンを搭載する90 V8だ。

三島から新東名を富士宮方面へ。富士川に沿って北上し、朝霧高原、西湖を経るルートで富士吉田に向かう。







朝霧高原から西湖までは、アップダウンのあるワインディングロードを走った。525馬力のV8スーパーチャージド・エンジンはさすがにパワフルで登り坂での走りも力強い。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクの4輪独立式で、なおかつホイールベースの短いショートボディの90のハンドリングは、驚くほど軽快でちょっとしたスポーツカーのようだ。

途中、道幅の狭い未舗装の道も走ったが、スクエアなフォルムのデザインのおかげでとにかく四隅の車両感覚が掴みやすい。さらに見晴らしのいいコマンドポジションと取り回しのしやすさのおかげで、狭い道も苦になることはなかった。

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冒険を感動に変えるDEFENDER

夕方、BLANC FUJIに到着。ほどなくして着いた下田さんに110 HAKUBA EDITIONの感想を聞いてみた。

「ディーゼルというので振動や音はどうだろうと思ってましたが、やはり直列6気筒のエンジンは素晴らしいですね。本当にディーゼルなの? と思うほど振動も少なくて音も気にならない。350馬力のパワーも十分でしたが、そちらのV8の方はどうでしたか?」





下田さんは、完全バランス・エンジンの直6ディーゼル・ターボとV8スーパーチャージド・エンジンのフィーリングの違いが気になるようだが、まずはこの日の少し変わった素敵なホテルを楽しんでもうことにした。

BLANC FUJIは昨年7月に開業したばかりの新しい自然共生型の宿泊施設だ。その特徴はトレーラーハウスをベースに自社で開発した「Movilla」という客室にある。

トレーラーハウスの利点を生かすことで、建築制限のある土地を自然と四季が楽しめる質の高い場所に変えるというコンセプトは、いざとなれば道なき道を行き、冒険を感動に変えるDEFENDERのクルマづくりの哲学にも通じるところがある。







実際、Movillaの客室はトレーラーハウスの概念を変えるクオリティがあり、ナチュラル・モダンな室内は自然との共生を謳うコンセプトどおりだ。

そんなBLANC FUJIの夕食では、地産地消の地場の食材を山梨県産のワインで楽しむことができた。西京焼き風の甲州サーモンもジビエの鹿肉のローストももちろん地元のものを丁寧に料理した素晴らしい味だ。

食事をしながら、下田さんがDEFENDERに注目する理由を話してくれた。

「アウトドアはもちろんですが、DEFENDERは街中でもお洒落なところがいいですよね。しかもいざというときのオフロード性能も凄い。そういうSUVは国産車でも輸入車でも意外と少ないような気がします」





家族でもよくキャンプに行くという下田さんが、次のクルマにDEFENDERをと考える理由のひとつには、「子供達とアウトドアを楽しめるのもいまだけ」という思いがあるそうだ。

食事をしたダイニングももちろんトレーラーハウスだが、それが一段と自然を身近に感じさせてくれている。まるでラグジュアリーサファリのような雰囲気だが、これがDEFENDERにはよく似合っていた。

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絶景の林道走行

翌朝は参加者全員で林道走行を体験した。ここではまさに下田さんの言う、いざというときの性能を知ることになる。

地元のガイドの指導でオフロード走行のレクチャーを受けるといよいよ本格的な未舗装路を走る。対向車に十分注意して待避場所を確認しながら、隊列走行と単独走行を道の状況に応じて使い分けながら林道を登って行く。







途中、大きく路面が掘れた場所がいくつかあったが、箱型のボディはタイヤの位置が掴みやすく、迷うことなくハンドル操作ができる。ガイドからは鋭い石を避けられない場合はあえてタイヤで踏んで行くように言われたが、初体験でもそれができてしまうところはさすがだと思った。

「ゆっくり前進するのって意外と難しいですよね。特に急な上り坂のときはアクセルペダルの踏み加減の調節が大変なんですが、DEFENDERはさすがですね。じわっと踏めて本当に微速で前進できる。これならきっと雪道でも走りやすいだろうと思いました」





下田さんがアクセルペダルの感触を確かめられたのも試乗車のHAKUBA EDITIONの運転に慣れてきていたことがあるはずだ。これもまるで自分のクルマのように3日間にわたってDEFENDERをドライブするDEFENDER JOURNEYならではの体験だろう。

急な斜面を登りきると、突然視界が開けた。振り向くと朝はどんよりと雲に覆われていた富士山が堂々とした姿をあらわしている。全員で楽しむ最高のコーヒーブレイクとなった。

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DEFENDERの世界観

劇的な林道走行の後は、昼食をはさんで2日目の宿泊場所、ワイナリーヴィラの「7c villa & winery」に向かう。下田さん夫妻は奥さんの菜実さんに運転を替わっての移動だ。

「ハンドルが軽くてびっくりしました。もっと大きさも気になって扱いにくいのかと思いましたが、大丈夫でしたね」





7c villa & wineryに着くと開口一番にこう話してくれた奥さんの菜実さん、エレガントなクルマが好きで実はDEFENDERのデザインはゴツゴツしているところはどうなんだろうと思っていたという。

「実車を見て、自分で運転もしてみると、スッと普通に運転できてしまったからなのか、不思議なことにそういうところは気にならなかったんです」

隣で下田さんはニコニコと話を聞いているが、どうやら奥さんの初見は合格らしい。

そんな下田夫妻、この7c villa & wineryはとても楽しみにしていたという。なにしろ10年以上住んでいたヨーロッパでは、夫婦でワイナリー巡りをするのが楽しみのひとつだったそうで、日本に戻るときはストックしていたワインを泣く泣く厳選して、それでも120本近くを持ち帰ったというから相当なワイン好きだ。

山梨のワインと言えば勝沼が有名だが、7c villa & wineryはひと山越えた河口湖側に位置している。少し前なら富士の麓の冷涼な気候はぶどうづくりには向かないと思われていたが、温暖化の影響でいまは逆に注目されはじめているという。







年間3万本という出荷量自体は小規模のワイナリーだが、ブレンドしたぶどうの生産者の名前をラベルに入れるというつくり手を大切にする斬新なアプローチは続々と新しいファンを獲得している。

伝統的なワインづくりに様々な革新的なアイディアを加えて新たな魅力を生み出しているところは、やはりヒストリーを大事にしながら最先端を行くDEFENDERとも親和性がある。

DEFENDER JOURNEYの醍醐味はまさにこうした共通する世界観を参加者が共有できるところにある。ヨーロッパで多くのワイナリーを回ったワイン好きの下田さん夫妻も今回の旅にそんな楽しさを発見したようだ。

7c villa & wineryの別荘のように落ち着ける部屋で過ごし、炭火で調理した料理にワイナリーで醸造したとっておきのワインをペアリングしたディナーを楽しんだ翌朝は、ワイナリーで「DEFENDER & BREAKFAST」が開催された。DEFENDERオーナーが集まってモーニング・コーヒーを楽しもうという素敵な集まりだが、短時間にもかかわらず多くのDEFENDERオーナーが近隣各地から集まってくる。





そんなDEFENDER & BREAKFASTにまだオーナーではないが、下田さん夫妻にも参加してもらった。そのなかで奥さんの菜実さんが目をとめたのは、タスマンブルーにホワイト・ルーフの110だ。

「色の好みはブラック系のシックな色だと思ってたんですが、今日見たらブルーとホワイト組み合わせはすごくカワイイですね」

と奥さんが言うと下田さんは笑いながら「今回のツアーは妻に対するプレゼンテーションの一環のつもりだったんですが、これは初めて聞く意見ですね。こういう話が聞けたので参加は大成功です(笑)」。

DEFENDERのハンドルを自ら握り、ともに過ごした2泊3日の旅。オーナーにとってはDEFENDERとの絆を深めることになり、未来のオーナーにとってはDEFENDERとの新しい生活をイメージする楽しい時間だったはずだ。もしDEFENDERに興味があるなら、次はあなたが旅をする番だ。

次回のDEFENDER JOURNEYは9月頃に開催の予定。概要は近日中に発表されるので、お楽しみに。

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文=塩澤則浩 写真=望月浩彦

(ENGINE WEBオリジナル)