2025.07.13

CARS

早く日本市場にも来て欲しい! フィアット500のハイブリッド生産計画を発表 2025年内に5000台を予定

早く来い来い! ハイブリッド&6段MTの新型フィアット500。

全ての画像を見る
フィアットが、500ハイブリッドの生産計画を明らかにした。生産開始は11月で、年内に5000台を完成させる予定だ。

チンクエチェントのハイブリッドは6段MTで3つ目のドアもある!


この500のハイブリッド、エンジンは、“ファイアフライ”と呼ばれる1リットル3気筒がベースの12Vマイルド・ハイブリッドで、トランスミッションは6段MT。スタイリングはすでに販売しているBEV版の500eとほぼ変わらないが、フロント・エンドのエンブレムの下に穿たれた、内燃機関を積んだことで必要となるエア・インテークが最大の変更点だ。



ボディ・タイプは3種類。スタンダードなハッチバックと、ルーフ中央を開閉式ソフトトップとしたカブリオ、そしてボディ右側を観音開きドアとしたハッチバックの3+1(トレ・ピウ・ウーノ)だ。左ハンドル車の助手席側に第3の後ヒンジ・ドアを設け、サイド・ドアを計3枚とバック・ドアで3+1ということになるそれは、日本未導入ながらすでに500eには設定されている。





ちなみに、この3+1をトレピウーノと読ませたコンセプトカーをご記憶だろうか。2005年に発表された、先代フィアット500のプロポーザルだ。





こちらの数字が表しているのはシートの数で、助手席前のグローブボックス部を可変式としてゆったりとした3座スペースを確保していた。



今回の500ハイブリッドは、どの仕様もフル4シーター。インテリアには10.25インチ高画質タッチ・スクリーンに、7インチのデジタル・メーターを組み合わせる。インフォテインメント・システムはUコネクト5で、Apple CarPlayとAndroid Autoは完全ワイヤレス接続だ。



ハイブリッド・モデルの追加で、先代500のようなヒットを記録することは確実視される。2025年内の5000台を皮切りに、トリノのミラフィオーリ工場では、最大で年間10万台の生産を目指すという。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement