2025.07.19

CARS

プジョー408にマイルド・ハイブリッドが追加に 特別なカラーの限定車も登場

プジョー408に、新規グレードのGTハイブリッドが追加された。

3008で先行したマイルド・ハイブリッドを採用


車体サイズは全長×全幅×全高が4700×1850×1500mm、ホイールベースは2790mmと、Cセグメントとしては大柄なファストバック・スタイルの408。

advertisement




日本仕様は従来、1.6リットルのプラグイン・ハイブリッド(PHEV)と1.2リットル3気筒ガソリンを設定していたが、今回ラインナップに加わったのは1.2リットル3気筒ガソリンをベースにしたマイルド・ハイブリッド(MHEV)だ。車両重量は1500kg。これは純内燃エンジン車比で70kg増、PHEVよりは240kg軽い。



このパワートレインは、日本市場へ先日導入された3008が搭載するのと同じもので、エンジン部は、既存ユニットと比較して多岐にわたる改良が施されている。まず、タイミング・ベルトからタイミング・チェーンへ変更し、耐久性を向上。ミラーサイクル化やターボチャージャーのジオメトリー可変領域拡大、インジェクター高圧化や、摩擦の小さいローラー式バルブ・リフター採用なども実施し、効率を高めつつ最高出力/最大トルクが136ps/230Nmへ6psのアップを果たした。



これに16kW(21.7ps)/51Nmのモーターを内蔵した6段デュアルクラッチ式自動MTを組み合わせた48V MHEVシステムは、システム合計で145psを発生する。0.9kWhバッテリーにより、発進時や加速時のアシストに加えて、約30km/hまでの低速時には電動走行も可能とし、WLTCモード燃費は20.4km/リットルをマークする。純内燃エンジン車に対し22%以上の改善だ。タイヤ・サイズは、PHEVも含め従来と同じ205/55R19だ。

ボディ・カラーはオケナイト・ホワイト/オブセッション・ブルー/エリクサー・レッド/ペルラネラ・ブラックの4色を設定。なお、このマイルド・ハイブリッド導入に伴い、既存のPHEVは車名をプラグイン・ハイブリッドへ変更する。



価格は529万円。純内燃エンジン車のGT比で40万円高、GTプラグインハイブリッド比で92.6万円安だ。



また、発売記念モデルとして、セレニウム・エディションを100台限定で販売する。ボディ・カラーは、通常のカラー・ラインナップにないセレニウム・グレーだ。

これは2008で導入だれ、408としては2度目の採用となるグレー系の塗装色だ。

価格は535万500円。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement