2025.07.30

CARS

フェラーリ新型「アマルフィ」、わずか1ヶ月で日本初公開! 官能の2+2クーペ、進化の全貌とは

フェラーリ・アマルフィが東京・竹芝のウォーターズ竹芝で日本初披露された。スポーツカーらしいパフォーマンス性を受け継ぎながら、日常での快適さやデザインの美しさにもこだわった2+2クーペだの登場だ。

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グリル・レスでこの色気。削ぎ落とした美しさが息づくデザイン

グリル・レスのフロント・フェイスや流れるようなサイドラインは、余計な装飾を排したクリーンな造形美が特徴。また視覚的な軽やかさに加えて、力強い躍動感も併せ持っている。デザインを統括したフラヴィオ・マンゾーニ氏が掲げる「複雑さをそぎ落としたシンプルさ」という理念が、細部にまで反映されている印象だ。会場には「ロッソ・ポルトフィーノ」のアマルフィが展示され、光の当たり方によって変化する陰影がボディの美しい曲面を際立たせていた。まさに、静止していても美しいという存在感を放っていた。

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まるでモダン・ラウンジ! 見て触れて感じる上質な空間

インテリアは、これまでの攻めた雰囲気よりも、ラグジュアリーで落ち着きのある空間に仕上がっている。特徴的なのは、運転席と助手席を独立させた「デュアル・コックピット」構造だ。それぞれがパーソナルな空間としてデザインされ、視覚的にも機能的にも分かれている。中央のフローティングセンターコンソールにはアルミ素材が使われ、曲線美と質感がモダンさを演出。ステアリングには物理ボタンが復活し、スタート/ストップスイッチも物理式に戻され、操作の楽しさが増している。さらにBurmester製の高品質オーディオが標準装備され、音響面でも上質な空間体験が楽しめる作りとなっていた。
最後に、車両本体価格は3418万円で、欧州では2026年初頭からデリバリー予定とのこと。












文=佐藤 玄(ENGINE編集部) 写真=佐藤慎吾(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)
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