2025.08.11

CARS

クルマに残る水シミの原因は水に含まれるミネラル分が原因だった!水シミを残さない方法も紹介

洗車の水でシミができてしまうことがある

全ての画像を見る
クルマをキレイに保ちたい!と考えている方は多いだろう。しかし、いつの間にか水シミができていたり、そのシミが悪化して白く浮き出てしまったりすることがある。これらの原因は何なのだろうか。今回は、洗車後に残ってしまうことがある水シミの原因について解説するとともに、水シミを残さないようにするための方法も紹介する。

洗車後に残る水シミの原因は水に含まれる成分ミネラル分だった

洗車をしたのに水シミが残ってしまう……という経験をしたことがある方も多いのではないだろうか。実は洗車後に残ってしまう水シミは、水の中に含まれるミネラル分(カルシウムやマグネシウムなど)が原因となっていることが多い。



その他にも、ウィンドウウォッシャー液に含まれる成分や雨水とともに付着したホコリやチリなどが原因で水シミになることもある。が、汚れを洗い落としたのにもかかわらず残ってしまう水シミは、水そのものに含まれる成分によるものであることがほとんどだ。

水シミを残さないためには洗車後に水滴を残さないようにするのがポイント

洗車をした後にクルマに付着している水滴を拭き上げないままにしておくと水シミができやすくなる。そのため、洗車後は拭き上げをして水滴を残さないようにしておくことが水シミ対策として有効な手段となる。

しかし、いくら洗車後に拭き上げても、パーツの間や手が届かないところに入ってしまった水滴を拭き上げるのは難しい。そのため、どこかしらに水シミができてしまう可能性がある。このようなときは、洗車をするときの水そのものを変えると水シミが発生しにくくなる。



近年、さまざまな場所で聞くようになった「純水洗車」は、ミネラル分が最小限に抑えられいる水を使用した洗車だ。つまり、洗車後の水シミができにくいのである。

ただし、純水洗車をした場合であっても水滴が残らないよう拭き上げる必要はある。その理由は、純水はミネラル分が最小限に抑えられている水であるためだ。よって、純水洗車であっても水滴が残らないよう拭き上げておなければ、水シミができてしまう可能性がある。

水シミができてしまったときの対処法

洗車をするときは、ミネラル分が少ない水(純水)が理想ではあるが、純水を用意するのは難しいという方も多いだろう。そのようなときは、水シミができないよう洗車後に水滴が残らないようしっかり拭き上げることが大切だ。

いつまでもクルマをキレイに保ちたい!と考えているのであれば、こまめな洗車、洗車後の拭き上げで水滴を残さないようにするのが、最も有効な手段だといえるだろう。



もし、クルマに水シミができてしまったときは、軽度であればコンパウンドで落とすことができる。しかし、長年放置されたウォータースポットやイオンデポジットは、塗装面にまで被害が及んでいる可能性が高いため、コンパウンドで落とすことができない場合が多い。水シミが白く浮き出てしまったり、被害が塗装面にまで進んでしまった場合は、専門業者に相談して除去するとよいだろう。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement