2025.09.09

CARS

還暦過ぎの昭和なオヤジが一瞬で虜になったクルマとは? 元エンジン編集部の荒井寿彦の「身銭を切ってでも欲しいクルマのランキング」 1位はこの手があったかと驚くあのクルマだ!

還暦過ぎはつくづくこれからの時間、どんなクルマと過ごすかが大事だと言う荒井寿彦

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10位 ロールス・ロイス・ファントム

ロールス・ロイスが掲げる静粛性とは決して無音ではなく、ドライバーにとって必要な音を快適な音色で届けることだと知った。素晴らしい12気筒。

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10位 ロールス・ロイス・ファントム

9位 マセラティMC20

チェロ一択で。オープンにしたときのカジュアル感がすごくいい。クーペが持つトゲトゲしさがなくリラックスして運転できる。

9位 マセラティMC20

8位 ベントレー・コンチネンタルGT/GTC

コンバーチブルがいい。新東名を走っていたら、ことごとく前走車が道を譲ってくれた(煽ってないです)。こういう人生がいいなあと助手席で妻が言った。

8位 ベントレー・コンチネンタルGT/GTC

7位 ケータハム・セブン

軽くてシンプルで走る楽しさ以外何も持ち合わせていない。この楽しみを享受できるうちはきっと元気だ。自分的免許返納識別車。

7位 ケータハム・セブン

6位 モーガン・プラス・フォー

こんなカタチのクルマをいま新車で買えることに感謝。これで長旅をしたらドラマチックなことが起きそうでワクワクする。ワクワク感が貴重な歳だ。

6位 モーガン・プラス・フォー

5位 アストンマーティンDB12

選ぶならヴォランテ。爺になったらアストンがどんどん好きになる。「知性と蛮性」が共存するジェントルマンの世界に浸りたい。

5位 アストンマーティンDB12

4位 アストンマーティン・ヴァンキッシュ

元阪神タイガースの鳥谷敬さん取材時に乗った。真横のスタイリングとダックテール風のリア・スタイルにひと目惚れ。終のクルマがアストンだったらステキ。

4位 アストンマーティン・ヴァンキッシュ

3位 フェラーリ・ローマ

仲村トオルさんを取材したときに、フェラーリ・ローマ・スパイダーに乗った。ロングノーズ&ショートデッキが大好物の私にとって、このスタイリングだけで白飯三杯いける。仲村トオル+ローマ・スパイダーは息を飲むほどカッコ良かった。

3位 フェラーリ・ローマ

2位 ロールス・ロイス・スペクター

なんと! ワンツーが電気自動車になってしまった。氷の上を滑っているような、この上なく優雅な乗り心地は、まさにロールス・ロイス。ロールス・ロイスにとっては12気筒エンジンなのか、電気モーターなのかということは関係ない。

2位 ロールス・ロイス・スペクター

1位 キャデラック・リリック

昭和の価値観を捨てきれずにいる爺がマイホット20の1位に選んだのは、キャデラック初の電気自動車。見た目にやられてしまった。まだ市街地を少し走っただけだが、乗り心地の良さにも驚いた。さらにオーディオ・システムが感動的だ。

1位 キャデラック・リリック

文=荒井寿彦

■エンジンHOT100とは?
モータージャーナリストが2025年のいま身銭を切ってでも欲しいと思うクルマ100台の順位を決める雑誌『エンジン』の名物企画、エンジンHOT100。そのHOT100の源となるのが、ジャーナリストと編集部員による投票「マイホット20」である。今年も、「マイ・パーソナル・ベストはこれだ!」というテーマの下、46人が思い思いの20台を選び、その選考理由を記した。各位のクルマに対する姿勢や価値観が垣間見えるこのマイホット20には、HOT100の結果に勝るとも劣らぬ価値と楽しみが詰まっている。

(ENGINE2025年9・10月号)

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