2025.11.18

CARS

これぞクルマの模範解答!田中誠司(自動車評論家)が1位に選んだのは今がラストチャンスのあのサルーン

2拠点生活でクルマ選びの幅が広がったと語る田中誠司さん。

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46人のモータージャーナリストが「2025年のいま身銭を切ってでも欲しい」クルマを選ぶエンジンHOT100。最近2拠点生活が始まったと言うモータージャーナリストの田中さんのマイHOT 20の1位は、このクルマだ!

モータージャーナリストの田中誠司の選考理由「2拠点生活で創造性が拡大」

最近、実家の遺品整理の都合で東京と山梨の2拠点生活が始まり、長距離の足はメルセデスEクラス・オールテレイン、現地での移動はBMW Z4と使い分けている。当面どちらも現役の予定だが、「買い替えるならアッチか、コッチか」という夢想を繰り返したりはする。役割分担があることで、クルマ選びの創造性が幅広くなったことが楽しい。

20位 ランドローバー・ディフェンダー

あらゆるクルマが闊歩する東京都心で、姿だけで人目を惹くモデルは実は少ない。歴史に根ざした特異なデザインのわりに、乗れば普通に高級。

20位 ランドローバー・ディフェンダー

19位 フェラーリ・ローマ

612スカリエッティと3年を過ごしてみて、フェラーリは自分にとって「鑑賞するもの」だと知った。ローマなら、いつまで見ていても飽きないと思う。

19位 フェラーリ・ローマ

18位 メルセデス・ベンツ GLC

普段過ごす車庫に高さの制約がなければ、GLCのディーゼルもEクラス・オールテレインに劣らず魅力的だ。十分な室内空間があり、サイズも価格もリーズナブル。

18位 メルセデス・ベンツ GLC

17位 アウディQ4 e-tron

EV専用プラットフォームの美点として、スペース効率や小回り性能の高さを実感。理知的で静かな印象はVWよりアウディにフィットする気がする。

17位 アウディQ4 e-tron

16位 BMW iX

これだけ大きく重いEVが存在すべきかの是非は別として、iXが俊敏に加減速し、曲がることには心底驚嘆した。これが自動車技術の最前線なのだろう。

16位 BMW iX

15位 ミニ・クーパー3ドア(ICE)

MINIに特別な思い入れがない筆者には、小型車をこうも洗練させられるのか、という事実が刺さった。400万円と言われても、ぐうの音も出ない。

15位 ミニ・クーパー3ドア(ICE)

14位 ボルボEX30

EVへの転換にあたり、従来のボルボとは異なる、北欧デザインのミニマルで軽快な側面をうまく身に着けた。室内で過ごす時間が楽しくなる一台。

14位 ボルボEX30

13位 レクサスLC

連綿と滑らかさに磨きをかけ続けてきたレクサスの自然吸気V8と、主張がはっきりした内外装デザイン。LF-Aと過ごした貴重な時間を想起させる。

13位 レクサスLC

12位 マクラーレン750S

望外に乗り心地がよく、操作性や視認性がドライバーの直感にシンクロしている。ピュアICEも終焉の時期、ゆっくりV8エンジンを楽しんでみたい。

12位 マクラーレン750S

11位 スズキ・ジムニー

どこにでも行けること、身軽であること、視座が高いこと、のメリットを、山を自分の足で駆けるようになって強く感じる。ジムニーは自由だ。

11位 スズキ・ジムニー

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