2025.09.01

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時計を落としてしまった!手入れ・メンテナンスや着用中に強い衝撃を与えてしまったときの対処法を解説

大切な時計を落としてしまったときはまずセルフチェック

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高級時計を購入し、日常的に手入れやメンテナンスをして、長く使えるよう気づかっていても、時計に強い衝撃を与えてしまうことはある。例えば、手入れやメンテナンスをしているときに誤って落としてしまったり、着用中にぶつけてしまったりするなど、時計に強い衝撃を与えてしまうリスクは避けられない。そこで今回は、時計に衝撃を与えてしまったときの対処法を解説する。

高級時計などの機械式時計をはじめ精密機械である時計は衝撃に弱い

カシオを代表するモデルであり、世界中で高い人気を誇るG-SHOCKに代表される耐衝撃性能が高い時計であれば強い振動や衝撃を気にすることはないだろう。しかし、高級時計に多い機械式時計をはじめ、精密機械が小さなケースの中に収められている腕時計は基本的に衝撃に弱い。よって、時計を落下させるなど強い衝撃が加わると、時計が壊れることがある。



しかし、手入れやメンテナンス中に誤って時計を落としてしまったり、着用中に壁やドアなどに時計をぶつけてしまったりすることはある。もし、高級時計に多い機械式時計などの腕時計に強い衝撃を与えてしまったときは、どのようにすればよいのだろうか。

時計を落とすなど衝撃を与えてしまったときはセルフチェックをする

時計を落としたりぶつけたりしてしまったときは、外装(ケースやブレスレットなど)のキズ、ブレスレットやバックルなどの可動部に異常がないか確認しよう。

もし、ブレスレットやバックルなどに異常が見られたり、可動部の動きが鈍くなったりしているときは、正規販売店に時計を持ち込み、点検や修理をしてもらうとよい。



また、時計に強い衝撃を与えてしまったときは、時計を耳に当て稼働音に異常がないか、軽く振るように動かしてローターなど内部機構から異音が発生していないかなども合わせて確認しておこう。

異音や異常が見られた場合は、早めに正規販売店に時計を持ち込んで、点検および修理を行うとよい。

セルフチェックで問題がなくても油断は禁物!

時計に強い衝撃を与えてしまい、セルフチェックをした結果、外装のキズ程度で済み、異音や異常などが確認されなかった場合は、1週間ほどかけて精度を確認しよう。

もし、1日で1分ほどのズレが生じる場合は、内部機構に異常が発生している可能性が高い。よって、早めに正規販売店で点検および修理してもらうとよい。

気をつけていても衝撃は避けられない

いくら気をつけていても、手入れやメンテナンス中に落下させたり、着用中に時計をぶつけてしまったりすることはある。もし、時計に衝撃を与えてしまったときは、今回紹介したセルフチェックを行い、少しでも不安が残るときは正規販売店に時計を持ち込んで点検してもらうとよいだろう。

少しでも不安があるときは正規販売店に持ち込んで点検や修理をしてもらう

もし、セルフチェックをしなかったり、故障が不安なまま着用を続けたりすると、内部機構にさらなるダメージを与えてしまう可能性がある。そのため、時計に強い衝撃を与えてしまったときや故障が心配なときは、迷わず時計のプロを頼るとよいだろう。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

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