2025.08.25

CARS

エンジン編集部のポルシェ911、まさかの長期入院! パーツ不足に泣く【エンジン編集部長期リポート 79号車 ポルシェ911カレラ4S(996型)#73】

エンジン編集部の長期テスト車、79号車のポルシェ911カレラ4S(996型)がポルシェセンター練馬に入院中。その後の経過をお伝えする。

車検整備で予想外の不具合が発覚!

2024年12月に我が愛車987型ポルシェ・ボクスターを載せたトランポの後についてポルシェセンター練馬に向かっている途中、冷却水の警告灯が点灯した79号車。到着後、調べてもらい、エンジンの左側にあるオイル・セパレーターのホースからの冷却水漏れの修理で、ポルシェセンター練馬に入院した。

【前回はこちら】エンジン編集部のポルシェにトラブル発生 ボクスターを襲った異変に続き、911までダウン

その原因となっていたのが、エンジンの左脇にあるオイル・セパレーターの付け根部分のホースからの水漏れで、写真の上部の赤い小さな点がその箇所だ。

そのまま車検整備も受けることにしたところ、さらにフロント・ドライブシャフト・ブーツからのグリース漏れなどの不具合が発覚。必要なパーツの入手に時間がかかり、いまだ入院中である。

左右のフロント・ドライブシャフト・ブーツからのグリス漏れも見つかった。この写真はアウトボード側で、ブーツの付け根からじわじわとグリスが漏れ出てきているのがわかる。

よってこのかんは1ミリも乗っていないが、2月半ばには全治して退院予定だから、以前にも増して元気になって帰ってくるものと楽しみにしている。

愛車ボクスターも入院中

一方、インターミディエイト・シャフトが折れる致命傷を負った我が愛車ボクスターについては、運よくリビルド・エンジンが見つかりドイツから取り寄せ中だが、退院の目処は立っていない。

この際、エンジンを下ろさないと出来ないクラッチ交換なども合わせて行おうと準備している。

■79号車 ポルシェ911カレラ4S(996型)/PORSCHE 911 CARRERA 4S
購入価格(新車時):340万円(1244万2500円)
導入時期:2017年4月
走行距離(購入後):13万4395km(5万2010km)

◆エンジン編集部長期リポート 79号車 ポルシェ911カレラ4S(996型)の連載一覧はこちら

文=村上 政(ENGINE編集長) 取材協力=ポルシェセンター練馬

(ENGINE2025年4月号)
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