2025.08.26

CARS

タフなギア感を強化した新グレードも 日産エクストレイルがマイナーチェンジ

日産復活の狼煙となるか? 改良版エクストレイル登場!

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日産が、エクストレイルをマイナーチェンジし、9月18日に発売する。

顔つきも各種電子装備も一新! 


エクステリアは、フロント周りを刷新。グリルは精密なパターンを施したという横桟調とし、バンパーはサイド・インテークを強調した新造形を採用した。また、“G”グレードではバンパー下部とホイール・アーチのクラッディングをグロス・ブラックとして、サテン調シルバーのアクセントを加えた。



2段ヘッドライトの上段部分に当たるシグネチャー・ライトは、常時点灯式のデイタイム・ライトに。方向指示灯は、前後ともLED化した。メーカー・オプションの19インチホイールは、幾何学的な切削パターンが入る新デザインとなっている。



インテリアは、ダッシュボード上部をブラックとし、オプションのナッパレザー仕様は、タンからブラウンに色味を変更した。シートは、ジャパニーズ・モダンを意識したクロスを採用。USB電源ポートは、すべての規格をType-Cとした。

インフォテインメント・システムは、国内向けの日産車ではじめてGoogle搭載のニッサン・コネクトを採用し、GoogleマップやGoogleアシスタント、Google Playストアをインストール。手持ちのGoogleアカウントを設定することで、スマートフォンとの連携もより向上する。

また、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Auto、車内WiFiも利用可能。専用アプリにより、スマホでのエアコン操作やドア・ロックの未施錠通知と施錠操作を行う機能も新規に追加された。



もう1つ、日産の国内向け車両初となる装備がインテリジェント・アラウンド・ビュー・モニター。周囲360度を立体的に表示する3Dビューと、車体前部下方の路面を疑似的に透過表示するインビジブル・フード・ビューを備える。また、見通しの悪い場所などで前方と左右の映像を表示するフロント・ワイド・ビューには、登録地点での自動表示が可能な地点登録機能が加わった。



価格はFFモデルが384万3400〜464万6400円、4WDモデルが403万8100〜494万6700円。

かつてのテラノを彷彿させるグリルも!


なお、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手がけるカスタム・カーには、既存のオーテックのほか、2車種が新登場した。



オーテック・スポーツ・スペックは、パフォーマンス・ダンパーを追加したほか、オーテック・シリーズに装着されるミシュラン・プライマシー4に合わせ、サスペンションやパワー・ステアリングも専用チューニングを行った。



また、加速フィールを司るコンピューターや、電動駆動四輪制御技術のe-4ORCEにも手を入れ、テスト・ドライバーによる走り込みを徹底。開発陣の想いを込めた『TUNED BY NMC』専用エンブレムが与えられる。



価格は、オーテックが514万1400〜565万9500円、オーテック・スポーツ・スペックが590万1500円。



ロック・クリークは、エクストレイルが初代から標榜するタフ・ギアのイメージを高めたモデル。エクステリアはブラック基調に、溶岩をイメージしたラバレッドのアクセントを配したグリルやバンパー、ホイールを採用。



グリルには、かつてのテラノを彷彿させる3スロット風シルバー加飾も施した。ブラックのルーフ・レールやドア・ミラー、LEDのリア・フォグ・ランプ、リモコン・オート・バック・ドアや、特別色エンブレムなども備える。

インテリアもブラック基調にラバレッドのアクセントが入り、シートは防水仕様としたほか、運転席メモリー機能と助手席電動調整機能を加えた。2列と3列の各仕様が選択できる。



ボディ・カラーは、専用設定となる新色のキャニオン・ベージュにスーパー・ブラック・ルーフのデュオ・トーンをはじめ、7色を展開する。駆動方式は4WDのみだ。

価格は475万6400〜488万6200円。



このほか、先にキャラバンにも設定されたパッケージ・オプションのソトアソビ・パッケージを導入。ボンネットを飛石などから守るマット・ブラックのプロテクション・シールド、タフブラックのフェンダー・ガーニッシュ、専用エンブレムの3点セットで、標準車用/ロック・クリーク用に加え、先代モデル用も販売される。

価格は23万2155〜24万2997円。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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