2025.09.09

CARS

「使いやすくなってる!」約3万円の値上げもこれなら許容範囲内?!【約530万円〜】三菱アウトランダーPHEVが新しくなって登場

一部改良で運転席まわりの利便性が向上した

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2025年9月4日、三菱 アウトランダーPHEVが新しくなった。昨年の大規模な改良から約3万円の値上げとなったが、その内容は十分に納得できるのもなのだろうか。

約3万円の値上げでどこが変わった?

三菱 アウトランダーPHEVは、PHEVカテゴリー国内販売台数No.1(2024年度)を誇る人気モデルだ。また、日本国内だけでなく海外市場でも高く評価されている。

例えば、カナダでは電動車に対する関心が高いユーザーが多く、降雪を伴う厳しい冬の中でも安心して走行できる4WD車の需要がある。このような厳しい環境にも対応できる電動車のニーズに応えているのがアウトランダーPHEVなのだ。



国内外から支持されているアウトランダーPHEVは、今回の一部改良でインテリアデザインの変更や予防安全機能の向上などがされた。主な変更点は以下のとおりだ。

【インテリア】
・センターコンソールをより高級感のあるデザインへ刷新
・コンソールボックス上部の肘置きスペースを拡大
・コンソールボックス容量の拡大
・コンソールボックス内にUSB充電ポート(Type-C)を追加
・ドリンクホルダー位置の見直し

コンソールボックス上部のスペースが拡大したことにより、ゆったりとした着座姿勢で運転できるようになった。

また、コンソールボックスの変更に合わせてドリンクホルダーの位置がシフトノブの横に移動。縦に2本のドリンクが置けるようになっている。

さらに、シフトノブとドライブモードセレクターが運転席側(右ハンドル仕様)変わったこともポイントだ。この変更により、ドライバーが手元でシフトノブやドライブセレクターを操作しやすくなった。

枠で囲った部分が改良で変更された(画像は改良前の車両)
▲赤枠で囲った部分が改良によって変更された(画像は一部改良前のインテリア)

【予防安全機能】
・リヤビューカメラも活用し歩行者検知も可能とした踏み間違い衝突防止アシスト

衝突防止アシストは、従来の超音波センサーに加えてリヤビューカメラを活用する仕様に変更された。

グレードの構成はそのまま値上げされたが納得できるか?

運転席まわりの使いやすさが向上したアウトランダーPHEVのグレードと税込価格は次のとおり。



・P Executive Package:662万5300円(5人乗り)、671万6600円(7人乗り)
・P:634万4800円(5人乗り)、643万6100円(7人乗り)
・G:591万300円(5人乗り)、600万1600円(7人乗り)
・M:529万4300円(5人乗り)

どのグレードも約1年前(2024年10月)の改良時の価格から3万800円高となっている。物価高の昨今において、センターコンソールやシフトノブまわりの変更がされているにもかかわらず約3万円高で抑えられているのはお得といえる……のかもしれない。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

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