スタイリスト、祐真朋樹が話題のクルマに合わせた、旬なファッションをスタイリングするシリーズ「乗る車×着る服」。今回のクルマは、1978年に初代がデビュー、1982年の2代目で人気が爆発し、当時、若者の“デートカー”として一世を風靡したプレリュード。
初代から最先端技術を採用し、先進のFFスペシャルティ・カーとして常に時代の先駆者となってきた。今回24年ぶりに復活した新型プレリュードは、グライダーからインスピレーションを得たという、のびやかなクーペスタイル。シャープなフロントノーズから、なめらかなルーフラインへとつながる流麗なプロポーションが見る者の目を惹きつける。

この新たなプレリュードに合わせた服は、プラダの2025-26年秋冬コレクションからセレクトしたもの。ヴィンテージ・アイテムのテイストを取り入れた、プラダらしい遊び心に満ちたルックが揃う。旬なファッションを纏い、“令和のデートカー”を愉しみたい。
HONDA PRELUDE/ホンダ・プレリュード
国産車初の電動サンルーフ、アンチロックブレーキシステム(ABS)や世界初の4輪操舵システム(4WS)など、プレリュードは初代から5世代にわたり、さまざまな最新技術を取り入れてきた。新型は独自のハイブリッドシステム「e:HEV」をさらに進化させ、“操る喜び”を継承しながら、環境性能や日常での使い勝手も追求。これからの電動化時代のスペシャリティ・スポーツの“先駆け・前奏曲(プレリュード)”となるモデルだ。
また、独自のハイブリッドパワーユニット制御「Honda S+ Shift(エスプラスシフト)」を採用。センターコンソールにある「S+」ボタンを押すと、モーター駆動でありながら仮想の8段変速で、あたかも有段変速機があるかのようなダイレクトな駆動レスポンスと鋭いシフトフィールを愉しめる。
2.0リッター直列4気筒エンジンに2基のモーターを組み合わせたe:HEVハイブリッドシステムを搭載、前輪を駆動する。エンジン最高出力は141ps、モーター最高出力は184psを発生する。全長×全幅×全高=4520×1880×1355mm。車両重量=1460kg。価格617万9800円~(税込)。車両協力=本田技研工業(ホンダ お客様相談センター Tel.0120-112010)

ファッション・ディレクター=祐真朋樹 写真=秦 淳司 ヘア・メイク=HIRO TSUKUI モデル=DONGYANG
(ENGINE2025年11月号)