雑誌『エンジン』の大人気企画、「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングス」。輸入車、日本車問わずいま買える新車の中から、46人の自動車ジャーナリストと編集部員に、エンジン・プレミアム・クラブ(EPC)会員も加わって、愛情を注げる100台を選んだ。
「いい・悪い」ではなく、「そのクルマにどれだけ大きな愛情を注げるか」、「身銭を切ってでも欲しいかどうか」、そして今年は選者個人の思いをより尊重して「マイパーソナルチョイス」も選考テーマに加えた。
はたしてクルマ好きの欲望のありかはどこなのか? 年のはじめに、エンジンウェブ未公開のベスト100台を一挙公開! まずは100位から91位に続いて90位から81位のランキングをお送りする。
なかでも注目は総合89位にランクインしたスズキ・スイフト。こちらは清水草一さんがマイベスト20の1位に選び、渡辺慎太郎さんが4位とふたりが高ポイントをつけたことからもわかるとおり、ツウ好みの隠れた名車と言えるだろう。
◆先に100位から91位をチェックする場合はこちらから※車両及びその本体価格は、2025年7月現在のものです。
90位 テスラ・モデルY
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
マイナーチェンジしてカッコよくなったかどうかは微妙だが、運動性能や装備内容がよくなったのは間違いない。快適性も大幅に向上した。3でなくなったウインカーレバーがしれっと復活するなど、悪びれない朝令暮改も好き。(塩見智)
依然として優れたドライバーインターフェイスが運転支援機能の実効を高めている。充電能力と電費性能は依然として高水準。(金子浩久)
魅力は充電環境だけではなく、ハイレベルなシャシー性能や運転支援システムも。移動の道具として今、これを凌ぐクルマを見つけるのは難しい。(島下泰久)
走るガジェットなんて呼ばれているけれど、いよいよ走りにも快適な湿度が感じられ肌馴染みの良さに走り出したら手放したくない気持ちにさせる。(飯田裕子)
いい意味でも悪い意味でもクルマ造りの常識を打ち破ってきたテスラのダイナミクス領域の進化と真価を、圧倒的なハンドリングに見せつけられました。(斎藤慎輔)
89位 スズキ・スイフト
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
新型スイフトは、とても地味なクルマです。人気のスイフト「スポーツ」も、まだ出ていません。でも私は、その地味な良さにノックアウトされています。ものすごくシャシーがいいんです。これはまるで古き良き欧州コンパクトハッチ!(清水草一)
5ドア・ハッチバックで5段MTで燃費は25km/リッターを超え車両重量はわずか920kg。こんなクルマを200万円以下で出せるなんて、日本のスズキにしかできない芸当である。(渡辺慎太郎)
88位 ポルシェ・マカン(T、S、GTS含む) ※内燃機関モデル
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
推しはマカンT。正直乗るまで舐めてたんです。でも感動レベルでよかったんですよ。安全靴からスニーカーに履き替えたくらいに。(竹岡圭)
EVになった2代目が登場した今も、1000万円クラスのSUVの中でベストだと思う。日本で持て余さないボディサイズも魅力のひとつ。オススメは4気筒。(新井一樹)
マカン・エレクトリックの登場により従来型マカンの魅力を再認識させられた。小さな子供のいる5人家族の私にとって、最も現実的なポルシェの選択肢。(佐藤玄)
87位 ホンダ・アコード
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
五十路を超えて急に、シュッとしたセダンが大好きになった。アコードのシュッとした端正さはどストライク。ハイブリッドも超気持ちイイ!(清水草一)
現行のホンダ車の中では至極の一台だと思っている。それにもかかわらず、存在自体が地味過ぎる。あまりに地味すぎて、自分自身ですらたまに忘れてしまう。(渡辺慎太郎)
欧州ばかりに目がいきがちだけど、現行アコード、実はかなりいい。姿もよければe:HEVベースの走りもいい。さり気なく転がしてたらカッコいい日本代表。(嶋田智之)
年々おじさんであることを受け入れているが、年々セダン好きになるのも理由のひとつ。アコードの最高レベルのADASの恩恵を受けたい。(塩見智)
低さや伸びやかさにこだわったファストバックセダンのフォルムは素敵。ハンズオフや自動車線変更を実現したレベル2のADASも高く評価したい。(森口将之)
86位 BYD シーライオン7
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
BEVとしてのハイレベルな走行性能に加えて、優れた充電性能や広く快適な室内、そしてなによりスタイリッシュなデザインがこの価格で手に入るとは!(生方聡)
50km/h以上での遮音対策が優れている。他車の排気音や自らのタイヤノイズなどをきれいに遮断できている。予めインストールされたアプリが多彩。(金子浩久)
内装の仕立の良さやサイズ感、過不足ないドライブフィールに対して抑えられた車両価格にビックリ。これからさらに評価が高まっていきそうな予感。(吉田拓生)
マスクがMAGAの一員だった頃に登場したテスライーター。装備の豊富さでも高いバリューフォーマネーが光る。(小川フミオ)