雑誌『エンジン』の大人気企画、「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングス」。輸入車、日本車問わずいま買える新車の中から、46人の自動車ジャーナリストと編集部員に、エンジン・プレミアム・クラブ(EPC)会員も加わって、愛情を注げる100台を選んだ。
「いい・悪い」ではなく、「そのクルマにどれだけ大きな愛情を注げるか」、「身銭を切ってでも欲しいかどうか」、そして今年は選者個人の思いをより尊重して「マイパーソナルチョイス」も選考テーマに加えた。
今回発表するのは70位から61位のランキング。注目はルーテシアとキャプチャーというコンパクトモデル2台がランクインしたルノー。さらにフランス車ではDS4が最高点をつけたふたりのジャーナリストの得票で躍進。そしてクロストレックとBRZ、2台のスバルが意地をみせた。
はたしてクルマ好きの欲望のありかはどこなのか? 年のはじめに、エンジンウェブ未公開のベスト100台を一挙公開!
◆100位からチェックする場合はこちらから※購入可能な車両及びその本体価格は、2025年7月現在のものです。
70位 アウディ RS3
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
気負わずに使えるサイズに2.5リッター直5ターボ高性能エンジン(400ps/500Nm)を搭載。ハンドリングにも安全性にも役立つクワトロ。様々な欲望を満たす万能モデル。(飯田裕子)
M3に続く、夢で見る新井家の愛車候補No.2。速さ、刺激、上質さ、快適性を兼ね備える。完成度の高さはFFベースのM3と言っても過言ではない。(新井一樹)
コンパクトセダンのパッケージングを活かした低重心と安定性の高さに振り回せるハンドリングを両立。それでいて上質な走り感をも備えます。(斎藤慎輔)
クラス随一の速さを誇ると同時に、直5ユニットの独特な回転フィールも楽しめる点が魅力。専用セミスリック・タイヤによる走りは圧倒的な楽しさ!(竹花寿実)
TTが新車で買えなくなった後の魅力的な4駆の高性能コンパクトと言えばこれ。高額だが買うなら906万円のスポーツバック。400馬力が内燃エンジンで堪能できる。いちばん楽しいクワトロのアウディ。(塩澤則浩)
この価格帯でこの性能でこの刺激よ。絶対的な動的性能もハイレベルだが、エンジンの官能性やハンドリングなど運転する楽しさを盛り上げる要素が凄い。(工藤貴宏)
69位 ルノー・ルーテシア
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
トゥインゴがエントリーから落ちたので再びこちらをトップに。ルノーの基幹車種らしい基本性能の高さに加えて、独創のフルハイブリッドE-TECHが素晴らしい。日本車のハイブリッドとは思想からして違うんだと、乗るたびに感心させられる。(森口将之)
毎年ラリージャパンの時のレッキカーとして御指名している。ルノー開発のハイブリッド・システムは、日本勢と違いダイレクイト&スポーティ。(国沢光宏)
ハイブリッド・モデルに乗ったが、脚まわりが硬めでスポーティな走りを楽しめる。時速40kmまではモーターで走行できるので燃費がいいのも◎。(永野正雄)
燃費も走りもどちらも捨てない一挙両得テクノロジー、E-TECHフルハイブリッド。その恩恵を最も強く受けられる小さく軽いルーテシア。説得力あり、だ。(嶋田智之)
Bセグメントでは抜群に走りが気持ちいいモデル。ハイブリッドのEテックが注目されるが、個人的には1.3リッター直4ターボの軽快なハンドリングが好み。(竹花寿実)
R.S.版は失われてしまったものの、エンスー向けHVシステム「E-TECH」の不思議な魅力を最もピュアに味わえるという点においては、個人的にHOT。(武田公実)
68位 マクラーレン GTS
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
これぞまさに大人のスーパースポーツ。その流麗なスタイルと実用性の高さ、そしてもちろん圧倒的なパフォーマンスというすべてが揃った一台です。(山崎元裕)
毎日スーパーカー。乗り味の良さは今なお一級品。マクラーレンもまた赤イメージがないので、赤が良い。特にGTSのエレガントな佇まいには赤がばっちり。(西川淳)
スーパーカーの既成概念を覆す乗り心地の良さ、実用性の高さ。悪目立ちしないスタイリングも毎日の足として好適。クルマをよく知る通好みの選択。(藤野太一)
スーパーカーの尖った部分をいくぶんマイルドにして快適性を確保したモデル。荷室の容量も多めで実用的だが、秀逸なハンドリング特性も持ち合わせている。(吉田拓生)
67位 スバル・クロストレック
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
尊敬のできる暮らしの道具のような一台。いつでもどこへでも2人以上で出かけられる手頃なボディサイズと実用性、そして本格的な4WD性能も魅力。2.5リッター+モーターの走りの余裕と頼もしさ、そして燃費が向上したS:HEVは価格もほどよい相棒候補。(飯田裕子)
スバルが磨いた悪路走破性とハンドリングを満喫できるコンパクトSUV。水平対向エンジン×ストロングHVは相性抜群。アイサイトXも選べる。(藤島智子)
質実剛健な走りに加えて、遂にトヨタ式ハイブリッドで18.9km/リッターの燃費性能を手にしたスバル。いまCセグメントで買うならクロストレックがイチオシ。(山田弘樹)
ウンウン! 水平対向エンジンのフルハイブリッドモデルだわと、すごく納得がいって頷きながら試乗しました。バランス力の高さが魅力です。(竹岡圭)
66位 スバル BRZ
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
世界を見てもライバル不在のFRスポーツ。2.4リッターのパワーは魅力。ちょっとピーキーなGR86と懐が深いBRZというキャラの違いも楽しめます。(大井貴之)
2ドア・スポーツクーペのBRZは、GR86と比べると落ち着いた乗り心地が特徴だ。宛のないドライブや遠回りをしたくなる気持ちよさを持つ。(齋藤優太)
やっぱりマニュアルのスポーツカーに惹かれる。ここはBRZを選んだけれどGR86でもいい。今や世界中探してもこの手のクルマは1台もなくなってしまった。(国沢光宏)
コンパクトFRスポーツの秀作。FRの基本、弱アンダーセッティングで、荷重移動でクルマの姿勢を自在に操れる。FRの走りを覚え磨くのに最適な一台。(斎藤聡)
世界基準で見ると、日本のスポーツカーは安すぎる。BRZもその一台で、後輪駆動でMTが選べるピュアスポーツカーながらこのプライスタグは驚異的。(工藤貴宏)
最上位STIスポーツでも400万円以下。生産&開発という意味でオリジンであることに敬意を表し86より上に。これもまた日本が世界に誇るべき一台。(上田純一郎)