雑誌『エンジン』の大人気企画、「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングス」。輸入車、日本車問わずいま買える新車の中から、46人の自動車ジャーナリストと編集部員に、エンジン・プレミアム・クラブ(EPC)会員も加わって、愛情を注げる100台を選んだ。
「いい・悪い」ではなく、「そのクルマにどれだけ大きな愛情を注げるか」、「身銭を切ってでも欲しいかどうか」、そして今年は選者個人の思いをより尊重して「マイパーソナルチョイス」も選考テーマに加えた。
今回の60位から51位のランキング、なんと言っても注目は、フェラーリ、ランボルギーニ、レンジローバーと、ずらりとプレミアムなSUVが並んだことある。
はたしてクルマ好きの欲望のありかはどこなのか? エンジンウェブ未公開のベスト100台を一挙公開!
◆100位からチェックする場合はこちらから※購入可能な車両及びその本体価格は、2025年7月現在のものです。
60位 ランドローバー・レンジローバー
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
有り余る財力でスポーツカーとセダンとSUVを揃えるなら、911とSクラス、そしてレンジローバーを躊躇なく選ぶ。この3台があれば、もう他には何もいらない。それぞれのカテゴリーの最高峰であることは疑いようもない事実である。(渡辺慎太郎)
これぞラグジュアリーSUVと呼ぶに相応しい、極めて上質な乗り心地はまさに白眉。余計なラインを徹底的に削ぎ落とした日本刀のようなデザインも秀逸だ。(竹花寿実)
エレガントで未来的なデザインは唯一無二のもの。運転していて気分が穏やかになれるのもレンジローバーならではの魅力。ハンドリングも正確だ。(大谷達也)
このクルマのフォルムの美しさは何なんだ! このエレガントさは何なんだ! そしてこのウルトラ極上の乗り心地は一体何なんだ! どうなってるんだ!(清水草一)
レンジローバー・スポーツもいいけれど、デザイン、手触り、乗り心地、そしてアンダーステイトメントな空気感を含め「肌が合う」のはやっぱこっち。(藤原よしお)
59位 アウディA5/S5
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
最新のA5とS5。ひとことで表現できる。最高。気持ちよいフィールのエンジンと、しっかりしたハンドリングは類なし。(小川フミオ)
先日、新型S5アバントに乗って、もう一度アウディに乗りたいと思った。矢のように走る直進安定性と、4WDらしからぬハンドリングの両立は魔法のようだ。(村上政)
A4からA5に改名し、ボディも大型化されたアウディの基幹モデルは以前よりラグジュアリー志向。高性能版S5でも(モードを選べば)硬派一辺倒ではない。(高平光輝)
「EVまっしぐら」に思えたアウディが久しぶりに投入したエンジン車は、伝統のスタビリティに軽快なハンドリングが加わって好印象。続作が待たれる。(大谷達也)
やっぱりICEモデルもしっかり開発してるじゃないの、と嬉しい裏切り? のA4の後継車。苦労を滲ますBEVモデルに対しこなれた感じで進化を遂げてます。(斎藤慎輔)
フロントマスク、ボディサイドなど、全体のデザインからアグレッシブさが抑えられてきたのがいい。乗り味の上質さは相変わらず。(島崎七生人)
新しいプラットフォームによりすべてが新しいアウディA5。旧型に比べてその性能は格段に向上しており、その進化には正直驚かされた。(生方聡)
58位 フェラーリ 296GTB
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
830psを後輪だけで路面に伝えるスリルが296GTBの真髄。スライドし始めてからのコントロール性も良好。250LMを髣髴とする外観も美しい。(大谷達也)
これもまた、シンプルにパフォーマンスと美しさという、スーパースポーツの絶対的価値観を追求した結果の作ですね。(山崎元裕)
後ろから見た姿は250LMの再来。だからやっぱりフツウの赤がよく似合う。街中では静かに、飛び出せばリアルスポーツ。スペチアーレも含め、今、最高。(西川淳)
PHEVであっても「フェラーリらしく」あることが何であるかを、キレのいいハンドリングと気持ちいいエンジン、麗しい内外装で体現した一台。(藤原よしお)
57位 アストン マーティン DB12
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
選ぶならヴォランテ。爺になったらアストンがどんどん好きになる。「知性と蛮性」が共存するジェントルマンの世界に浸りたい。(荒井寿彦)
エレガントなスタイリングはいかにもアストンらしい仕上がり。ハードウェアの進化も目覚ましく、快適ながら爽快なハンドリングが味わえる。(大谷達也)
内燃機を積むラグジュアリーGTスポーツのひとつの最適解。DB11の妖艶さはそのままに麗しいハンドリングを実現。ヴォランテのサイドビューがまた良し。(藤原よしお)
アストンマーティンというブランドも、個人的には常に気になる存在です。伝統のDBの車名を現代に継承するDB12。大人の香りが存分に感じられます。(山崎元裕)
56位 ポルシェ 911 カレラ・カブリオレ/タルガ 4 GTS
自動車ジャーナリストと編集部員の推しコメント
スポーツカーとしての高いパフォーマンスはもちろん、快適なオープンエアの開放感も併せ持つ、単なるオープンカーでも、単なるスポーツカーでもない、日常を素敵に彩ってくれそうな究極のデイリー・スポーツカー。近頃、本気で欲しい。(吉田由美)
911の完成度の高さはクーペで証明済み。でも、ライフスタイルに余白があれば、オープンこそ正解。特にタルガは、実用性と解放感のちょうどいい中間点。週末のドライブも、都会の夕暮れも、これ一台でキマる。(桐畑恒治)
人生で初めて運転した憧れのポルシェは、俳優の市原隼人さんの表紙撮影でお借りした992の後期型。街乗りだけだったので、次は高速で試したい。(永野正雄)
世界最高のスポーツカーである911に、クーペでなく、あえてオープンで乗れるような、懐にも心にも余裕がある立派な人になりたいと、ずっと思っていたのに。(村上政)