スズキは、ジャパン・モビリティ・ショー2025(以下、JMS2025)にて軽乗用EVコンセプト「Vision e-SKY」を世界初公開する。
【ワールド・プレミア】新しい電気自動車の軽乗用車「Vision e-SKY」
ワールド・プレミアとなる新しい軽乗用EVは、生活に寄り添う“ちょうど良い”軽乗用車だ。

通勤、買い物、休日のちょっとした外出など、 軽自動車を「生活の足」として使っているユーザーの毎日に寄り添うモデルとなっている。このモデルは、2026年度内の量産化を目指している。
「ユニーク・スマート・ポジティブ」がテーマの明るい気持ちになれるデザイン
エクステリアデザインは、シンプルでスッキリとしている。また、3本のラインが特徴的な灯火類により、先進的でありながら親しみやすい表情を作り出している。

インテリアは、トレイとモニターがつながるフローティングデザインが特徴的だ。また、サステナブル素材を積極的に採用している。明るく開放感がある室内によって気持ちも晴れやかになりそうだ。

なお、基本的なコンセプトは、2023年にワールド・プレミアされた軽ワゴンEV「スズキeWX」と同じ。前回発表されたeWXはハスラーのようなクロスオーバーだったが、今回公開されるe-SKYは一般的なワゴンスタイルとなった。室内は、メーターまわりのデザインが変更され、より広さを感じられるようになっている。
ライバルはホンダN-ONE e:!?発売されるときの最終スペックか気になるスズキVision e-SKY
JMS2025に出展されるスズキVision e-SKYのライバルとなるのは、9月12日に発売されたホンダN-ONE e:だろう。それぞれのサイズや航続距離を比べると次のようになる。

【スズキVision e-SKY】
・全長:3395mm
・全幅:1475mm
・全高:1625mm
・航続距離:270km以上
【ホンダN-ONE e:】
・全長:3395mm
・全幅:1475mm
・全高:1545mm
・航続距離(WLTCモード):295km
・価格:269万9400円〜319万8800円
両車を比べるとVision e-SKYの方が80mm全高が高い。より広い室内空間を求めるのであればVision e-SKYが良さそうだ。

2026年度中の量産化を目指しているVision e-SKYの最終的な航続距離や価格などがどのようになるのか、今後の続報が楽しみだ。
文=齊藤優太(ENGINE編集部)
(ENGINE Webオリジナル)