2025.11.24

CARS

ファミリーで快適な移動ができるようになった3列シートSUV!ホンダ「パイロット」2026年モデル発表

3列シートでファミリー層にもオススメのホンダ・パイロット

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米国ホンダは、3列シートを備えるSUV「パイロット」の2026年モデルを発表した。新しくなった「パイロット」は、内外装の主要部分を刷新し、上質感や快適性を高めている。

存在感あるスタイリングに進化して静粛性が向上した新型「パイロット」

ホンダ「パイロット」は、2002年にデビューしたSUVで、CR-Vの兄貴分にあたるモデルだ。現行モデルは、2022年に登場した4代目。ボディサイズ(2025年モデル)は、全長5077mm、全幅1994mm、全高1803mmとなっている。シートレイアウトは3列、乗車定員は7人または8人だ。

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2026年型「パイロット」のエクステリアは、大型化されたグリルや全グレード標準装備となったルーフレールなどにより、さらにアグレッシブなデザインとなった。

ホンダ・パイロット「トレイル・スポーツ」

室内には、前モデルよりも拡大した12.3インチのワイドタッチスクリーンを搭載し、最新のHMIソフトウェアによりスムーズで遅延のない操作性を実現。また、10.2インチのメーターパネルが採用されていることも特徴だ。

ホンダ・パイロット「トレイル・スポーツ」

キャビンは、ドアインシュレーターやボンネットインシュレーター、エンジンノイズや風切り音などを低減させる吸音技術により、静粛性が向上。ツーリンググレードとエリートグレードには、ロードノイズをさらに低減する密閉型フェンダーライナーが追加される。

ホンダ・パイロット「トレイル・スポーツ」

さらに、2026年型「パイロット」からは、パワーテールゲートが全モデルで標準装備となった。

ホンダ「パイロット」(2026年型)は、スポーツ、EX-L、ツーリング、トレイル・スポーツ、エリート、ブラック・エディションの6グレードとなっている。

前後だけでなく後輪の左右のトルクを配分する全輪駆動システムも選べる「パイロット」

搭載されるエンジンは、3.5リッター・V6。最高出力285馬力/6100rpm、最大トルク262lb-ft(約355Nm)/5000rpmを発生させる。

ホンダ・パイロット「トレイル・スポーツ」

トランスミッションは、パイロット専用にチューニングされた10速ATだ。駆動方式は、全グレードで「Honda i-VTM4」(全輪駆動システム)を選択できる。なお、トレイル・スポーツ、ツーリング、エリート、ブラック・エディションは全輪駆動が標準となる。

ホンダ・パイロット「エリート」

このホンダの全輪駆動システム「Honda i-VTM4」は、前後アクスルだけでなく、後輪の左右に最適なトルクを段階的に配分するシステムだ。このシステムにより、アンダーステアが低減し、より正確なコーナリングが可能となっている。

ホンダ・パイロット「エリート」

ドライブモードは、ノーマル、エコ、スノー、スポーツ、牽引モードの5つ。EX-Lモデル以上(全輪駆動車)には、パイロットのオフロード能力を最適化するサンドモードとトレイルモードも搭載される。

ホンダ・パイロット「エリート」

3列シートで多人数乗車が可能なホンダ「パイロット」は、雪道やオフロードなどを走るユーザーだけでなく、ファミリーユースにも最適なSUVだ。2026年型では、スタイリングだけでなく、快適性も向上しているため、より上質なドライブを楽しめるモデルになっている。

日本市場でも人気になりそうな3列シートのSUV「パイロット」は、2027年に日本で販売を開始する予定となっている日産パトロールのライバルモデルといえる。今後、パトロールと同じように日本市場への導入されるのか、気になるところだ。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)
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