2025.11.30

CARS

隙のない完成度のCセグメントSUV「MGS6 EV」は700万円台の後半から

英国の走行距離課税に対してMGはどう動くのか?

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英国にルーツを持ち、上海汽車集団の傘下で電動化を推し進めるMGモーターUKは、まったく新しいCセグメントSUVの電気自動車「MGS6 EV」を発表した。

走行距離課税が発表されたイギリス! 新生MGはどう出るか?


「MGS6 EV」は、先行した「MG4 EV」で実績のあるモジュラー・スケーラブル・プラットフォーム(Modular Scalable Platform:MSP)を採用。このMSPにより「MGS6 EV」は、ダイナミックなハンドリング性能と、広大で快適なキャビン・スペースという、相反した要素を高次元で両立させている。

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「MGS6 EV」は全グレードに共通して77kWhの大容量の三元系バッテリーを搭載。駆動方式は1つないしは2つのモーター載せ、RWDと4WDの二種類を設定。出力の違いで航続距離に差を付け、ラインナップを構築している。最上位モデルの“トロフィー・デュアル・モーター”は最高出力361ps、最大トルク540Nmを発揮。0-100km/h加速は5.1秒で、航続距離はWLTPモードで484kmをマークする。



この航続距離は、バッテリー容量のみならず、空力性能の徹底的な追求によって支えられている。MGS6 EVは、CセグメントのSUVとしては驚異的なCd値0.27を実現。これはアクティブ・グリル・シャッターやエアロ・ホイール・カバーによる効果も大きいという。充電性能については、最大DC充電能力は144kWとアナウンスされている。



足まわりは、フロントにマクファーソン・ストラット、リアがマルチリンク式サスペンションを採用。ドライバーは、それぞれ5つの設定のあるドライブ・モードとエネルギー回生モード(ワン・ペダル・モードを含む)を選択することも可能だ。



インテリアは、ソフト・タッチ素材を多用。温かみのある雰囲気と最新のテクノロジーをうまくマッチさせている。中央の12.8インチのタッチ・スクリーンと、10.25インチのドライバー・ディスプレイの2つが目につくが、空調などの主要機能を操作するための物理的なダイヤルとボタンをセンター・コンソールに統合し、実用性も確保する。



リアのラゲッジ容量は通常時で674リットル、後席を倒した状態で最大1910リットルを確保。



またフロントにも674リットルの荷室が備わる。



安全性能については、全グレードに7つのエアバッグを採用。またEuro NCAPにおいては最高評価の5つ星を獲得している。加えてアクティブ・エマージェンシー・ブレーキング、ブラインド・スポット・ディテクションなどを含む包括的な運転支援技術サポートの「MGパイロット(MG Pilot)」がドライバーを補助。



イギリスにおける価格は3万7995〜4万3995ポンド(約785〜910万円)。MGモーターUKの競争力のある価格設定により、英国の路上における自動車ブランドの勢力図は、変わりつつある。



ただかの国では2028年以降、電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車への走行距離課税が導入されるなど、新たな動きもある。MGモーターUKがさらにどんな戦略を打って出るのか、興味深いところだ。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)

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