2025.12.20

CARS

どのグレードを選んで何に使う?バリエーションが増えた日産セレナは2026年2月に発売

2026年2月から順次販売されるマイナーチェンジ後のセレナ

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日産は、2026年2月中旬からマイナーチェンジした「セレナ」を発売することを発表した。

より洗練されたエクステリアと上質感が増したインテリアに進化したセレナ

今回のマイナーチェンジでは、「LUXION(ルキシオン)」と「ハイウェイスターV」のエクステリアデザインを刷新。同時に、「LUXION(ルキシオン)」では、しっとりとした触感と包まれる心地よさをもたらす次世代素材「テーラーフィット」のシートを採用した。



エクステリアカラーは、新たに3色(ムーンボウブルー、アクアミント、ディープオーシャンブルー)を追加設定している。

機能面では、Google搭載の最新NissanConnectインフォテインメントシステムや、より安心で安全な運転を支援する最新のカメラ技術を用いた「インテリジェントアラウンドビューモニター」を搭載した。



より洗練されて上質感が増した新しいセレナは、278万5200円〜499万8400円となっている。

新たなメーカー純正カスタムカー「AUTECH LINE」と「マルチボックス」も登場

日産モータースポーツ&カスタマイズは、「セレナ」に新たなカスタムカー「AUTECH LINE」と、荷室スペースに大容量の収納ボックスを備えたモデル「マルチボックス」を設定すると発表した。



また、「セレナ」のマイナーチェンジにあわせ、カスタムカー「AUTECH」、「AUTECH SPORTS SPEC」や車中泊仕様車「マルチベッド」、ならびに、「ステップタイプ」、「ライフケアビークル(LV)」シリーズをマイナーチェンジしている。

「AUTECH」、「AUTECH SPORTS SPEC」は2026年3月中旬から、その他モデルは全車2026年2月12日から発売される。

上質感ある純正カスタムカー「AUTECH LINE」

新しいカスタムカー「AUTECH LINE」は、メタル調フィニッシュのドアミラーを採用したほか、ダーク金属調シルバーの専用16インチアルミホイールとダーククロムのフロントグリルフィニッシャーを装備し、質感を高め、引き締まった印象を与えるデザインが特徴だ。



また、シート素材には、「テーラーフィット」を7人乗りに加え、8人乗りグレードにも採用している。

セレナ「AUTECH LINE」の価格は、333万8500円〜425万1500円。

さまざまな用途に使いたいという要望に応える「マルチボックス」

セレナ「マルチボックス」は、2列シート・5人乗りのシートレイアウトと、ベンチ・テーブルとしても使用可能な大容量の収納ボックスを備えたモデル。



荷室スペースに設置した収納ボックスは、上面と側面が開閉でき、荷物の出し入れの利便性を図ったほか、ボックス内部にも開閉可能な仕切りを備えているため、荷物を整理して収納することが可能となっている。そのため、アウトドアアイテムなどの趣味の道具を整然と積めるだけでなく、災害時の非常持出し用品の保管場所などとしても活用できる。



また、ボックス上にも荷物を乗せることができ、荷室を上下の空間で有効活用ができるだけでなく、ボックス上面の天板の一部を持ち上げてテーブルとして使用ができ、ボックスをベンチにして食事やデスクワークなどにも利用できる。



さらに、耐水性、撥水性に優れたCORDURA製の生地を採用したベッドマットをオプション設定し、車中泊仕様車としての使うことができる。

セレナ「マルチボックス」の価格は、357万2800円〜473万5500円。

日産セレナとは?

1991年に誕生した「セレナ」は、2026年に35周年を迎える、長年愛され続けるロングセラーミニバンだ。時代とともに移り変わる家族のカタチに常に寄り添い、家族のためのミニバンとして、ファミリー層を中心に支持されてきた。



6代目となる現行「セレナ」は、初代から受け継がれる“BIG”、“EASY”、“FUN”というコンセプトのもと、クラス随一の広い室内空間や高い利便性を備え、移動時の快適性を徹底的に追求していることが特徴だ。



今回のマイナーチェンジで、より多彩なバリエーションから選べるようになったセレナ。ユーザーのニーズに合わせたラインナップで起死回生となるのだろうか。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)
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