2026.01.26

CARS

野生の馬と並走⁉︎ フォルクスワーゲン「ゴルフTDI」に南国・宮崎で試乗、“素のゴルフ”の真髄に迫る!

価格450.8万円の“素”のゴルフTDI、ベーシックカーらしいシンプルさだ

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いくら南国といっても季節外れの暖かさに恵まれた12月某日、宮崎を舞台にフォルクスワーゲンのディーゼル「TDI」試乗会が開かれた。南の大地で、ゴルフTDIはどんな走りを魅せてくれたのか。

ゴルフらしいシンプルさ

12月だというのに最高気温24℃にも達した南国・宮崎には、ゴルフからティグアンまで、6台のフォルクスワーゲンが集まっていた。共通項はディーゼル・エンジンを載せた「TDI」であること。起伏に富んだ自然豊かな大地で、TDIならではの走りを味わってほしいのだという。

大径ホイールやスポーツ・サスペンションを装備しない、いわゆる”素のゴルフ”だ。

私たちに充てがわれたのは6台中とびきりベーシックなゴルフTDI。6台中2台しかない2(前)輪駆動な上に、大径ホイール&スポーツ・サスペンションの「Rライン」を唯一持たない「素のゴルフ」である。グレードはインフォテイメント・システムや高機能ヘッドライトなどが標準装備される、売れ筋の「アクティブ・アドバンス」で、価格は450.8万円。6台中もっとも手頃だ。

現行型の「素のゴルフ」を近くで見るのは、実は今回が初めて。先に乗る機会があったGTIやRに比べて控えめで、華美な装飾を持たない端正なデザインがすごく良い。飽きが来ない、基本に忠実な5ドア・ハッチである。

ダッシュボード中央には12.9インチの大型ディスプレイが備わり、ナビやオーディオからエアコンまで、ほとんどの操作をここから行う。前期型に対して、現行の「8. 5型」になり、操作性は大幅に向上した。

車内を見渡しても、実用性とドライバビリティを一番に考えられた、シンプルで使いやすい配置に、「やっぱりこれがゴルフだよな」と思う。見るからに近未来感溢れる先進的な内装よりも、私はこっちの方がクルマらしくて好きだ。

早速、宮崎空港を出発する。海岸沿いの国道220号を南下して、宮崎県最南端の「都井岬」を目指すことにした。約80kmの道のりである。

宮崎空港から海岸沿いの国道220号を南下して、宮崎県最南端の「都井岬」を目指す。

走り出してすぐに感じたことは、エンジンの振動や音が限りなく抑えられていること。今はどのメーカーのディーゼルも静かで滑らかだけれど、このゴルフは頭一つ抜けている。少し遠くで聞こえるサウンドに耳を澄ませないと、ディーゼルだと意識しないレベルだ。高トルク対応型の湿式クラッチを採用した7段DCTも終始スムーズで、ストレスは無い。

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