2026.01.23

CARS

スポーツカーの圧倒的傑作、買うなら今が最後! アルピーヌA110が我々に語りかけるものとは

ENGINEの名物企画「HOT100」でも常に上位にランクインし続けたアルピーヌA110。

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2019年の登場以来、クルマ好きの圧倒的な支持を得てきたアルピーヌA110。その現代の名車にも、生産終了の時が近づいている。 2025年春のラインナップ刷新で登場した3台の“最終モデル”に試乗した。

正真正銘これが最後のチャンス

ひとつの時代が終わろうとしている。2018年に彗星の如く現れるや瞬く間にクルマ好きのハートを射止め、翌年から5年連続でエンジン・ホット100ランキングの1位の座をとらえ、その後も2年連続で2位に着けてきたアルピーヌA110。その現代の名車も電動化の波には抗えず、内燃機関搭載モデルとしては2026年の6月で生産が終了することが公式に発表されている。



その“最終モデル”となる、ブランド創設70周年を迎えた2025年春のラインナップ刷新で登場した記念モデルを含む3台に、日本アルプスを望む長野県車山高原で乗る機会を得た。ベーシックモデルを復活させた25台限定のA110アニバーサリー、Sのスポーツ性能とGTの快適性を併せ持つA110GTS、「R」バージョンの最終モデルとなる770台限定のA110R70である。

まずは、美しいブランイリゼ(虹色の白の意)メタリックのボディカラーを持つアニバーサリーに乗って走り出した途端に、その軽さと重量バランスの良さからくるハンドリングの良さと独特の清々しい乗り味に、そうそうコレコレ、と思わず呟いてしまった。かつて長期リポートしていた初期型のA110リネージを思い出したからだ。



ただし、明らかな違いもあって、ボディや足回りの剛性感、クルマ全体のしっかり感が、昔に比べて驚くほど高くなっている。クルマはつくり続けているうちに工作精度が上がり、パーツも細かな部分改良を施されて、どんどん良くなっていく。A110も7年の時を経て着実に進化を遂げ、今が頂点にあることが、ベーシックモデルに乗るとよくわかる。

252psのパワーもしなやかに動く足も、すべてが程よい印象で、アルピーヌの持つ素性の良さを最もわかりやすく伝えてくれるのが、これだと思った。ただし、960万円の値札がついたアニバーサリーは、すでに売り切れ。残念。

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