THE HKSはHKSがプロデュースするコンプリートカーシリーズ。その頂点とも言えるのが東京オートサロン2026で展示された「THE HKS GT-R R35 MY24 NISMO Dimension Z」だ。
1200馬力を発生する4.3リットルVR38エンジンを搭載!
ベースは日産GT-R NISMOモデルイヤー2024。搭載されるエンジンはHKSがエンジン単体でも販売しているコンプリートエンジン「VR38 4.3L STEP PRO+」。
VR38エンジンの排気量を4.3リットルにアップしたうえで、あらゆる部分を強化している。

具体的には、「スペシャルフルタービンキット」を2基装着し、インテーク系は「レーシングサクション」にTHE HKSスペックの「スーパーパワーフロー」を組み合わせている。
エキゾーストもTHE HKSスペックの「2ステージエキゾーストシステム」となっている。

HKSではノーマルコンピューターを書き替える「ECUリフレッシュ」というメニューを用意していて、この「THE HKS GT-R R35 MY24 NISMO Dimension Z」も「ECUリフレッシュ」を施したうえで、可変バルブタイミングや電子スロットル制御などを調整できる「F-CON V Pro Ver.3.4」を追加装備。
ブーストコントローラーは「EVC7-MR」を使っている。この仕様から絞り出される最高出力はじつに1200馬力となる。

もちろんクーリング面も抜かりはなく「GT1000インタークーラーキット」を採用するとともに、トランスミッションまわりを冷却する「DCTフルードクーラー」も装備する。
サスペンションは「ハイパーマックスR」のTHE HKSスペックに標準の電子制御ダンパーを組み合わせた仕様だ。
最高峰のチューニングを施したGT-Rは1億1000万円!
エアロパーツは、専用ドライカーボンフロントディフューザー(アップスイープ形状)とDRS機構付き(電動可変式)大型GTウイングを装備。これらの組み合わせによって圧倒的な存在感を放っている。

あらゆる部分を総合的に設計し直すことで速さだけにとどまらず、安心して踏み抜ける信頼感が与えられている「THE HKS GT-R R35 MY24 NISMO Dimension Z」は、GT-Rチューンの最高峰であるとともに、HKSハイパーカーの定義と位置づけている。ちなみに価格は1億1000万円からと、こちらも最高峰である。
文・写真=諸星陽一
(ENGINE Webオリジナル)