2026.01.14

CARS

打倒GRだ! 究極のタイプRを目指す「シビック・タイプR HRCコンセプト」に注目【東京オートサロン2026】

ホンダならではの操る喜びを鍛え上げたシビック・タイプR HRCコンセプト

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東京オートサロン2026のホンダブースでは、同社のモータースポーツを担う「HRC」が中心となり、走りへの情熱を体現した数々のコンセプトカーが展示された。今回はその中でも「シビック・タイプR HRCコンセプト」を紹介する。

レースで得られた知見を反映

長年のモータースポーツ活動によって市販モデルを進化させてきたホンダは、今後展開するスポーツモデルをオンロードとオフロード、2つの世界を中心に展開していくと発表。

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前者を「SPORT LINE」、後者を「TRAIL LINE」と呼称し、それぞれの分野で培った技術や知見をフィードバックしたモデルを多数展開していく模様だ。

その「SPORT LINE」を代表する新たなカスタムモデルとして、今回発表されたのがこの「シビック・タイプR HRCコンセプト」だ。



ホンダ・シビック・タイプRは、初代が1997年に登場。“市民”の名を冠するホンダを代表する大衆車であるシビックと、モータースポーツ精神が融合し、FF駆動でありながらFRやミッドシップスポーツに匹敵する動的性能を得たホットモデルとして君臨。それ以後ホンダを代表するスポーツモデルとして、6世代に渡り進化を続けてきた。

現行型モデルは2022年に登場。330psを発揮するK20C型2リッター直列4気筒VTECターボエンジンを搭載する歴代最強のシビック・タイプRとして、ドイツのニュルブルクリンク北コースのタイムアタックを行い、FF駆動市販車最速となる7分44秒881をマークしたのは記憶に新しいところだ。

そんなシビック・タイプRをより進化させ、究極のタイプRを目指して開発されたという本車。詳細なスペックなどは語られなかったものの、開発にあたっては佐藤琢磨氏をはじめとするレーシングドライバーが参加しサーキットテストを行うほか、HRCの風導実験施設や、DILと呼ばれる高度なシミュレーターが用いられているとのことだ。



今回展示された車両もカモフラージュこそ施されていたが、フロントマスクに通常モデルには無いカナードが追加されていたり、フェンダーの形状が大きく変更されていることに加え、リアスポイラーも大型化しており、空力面でかなりのブラッシュアップが行われていることが容易に想像できる。

またエキゾーストはベース車両と変わらぬ3本出しではあるものの、パイプ側面にアクラポヴィッチのロゴが確認でき、パワートレイン面でもチューニングによる進化が期待できそうだ。

正式な発売などについてアナウンスはなかったが、お隣のトヨタがラリー参戦の知見を活かしてGRヤリスの特別仕様車をリリースしている現状を見るに、ホンダだって黙っちゃいられない、ということなのだろう。

このように国内メーカー同士でも再び、熱い切磋琢磨が見られるのはユーザーとしても嬉しいところ。続報に期待したい。

文=ENGINE編集部 写真=神村 聖/ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)

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