2026.02.03

CARS

これはBEV版カローラクロスだ!中国専売トヨタ「bZ3X」に試乗、予約で1万台を受注した理由とは?

日本円換算で約250万円〜で購入可能なbZ3X。

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2025年10~11月には2か月連続で月1万台を売り上げるほどの人気を見せた、トヨタの中国向けBEV「bZ3X」に試乗。モータージャーナリストの加藤ヒロトが、そのインプレッションをお届けする。

加速する現地開発主義

今でこそ日本メーカーが、中国の合弁相手とBEVを現地開発するのは当たり前になっているが、その先駆けと言えるのはトヨタだ。

トヨタは2020年に中国の大手メーカー、BYDと共同でBYD TOYOTA EV TECHNOLOGY(BTET)を設立。その初の成果として、2023年に一汽トヨタ(第一汽車との合弁会社)から純電動セダン「bZ3」を発売した。

トヨタbZ3

これに続く中国向けBEVとして発表されたのが「bZ5(発売直前にbZ3Cより改名)」と「bZ3X」だ。両者は上海モーターショー2023年にてそれぞれ「bZ Sport Crossover Concept」、「bZ FlexSpace Concept」として初めて公開され、翌年の北京モーターショー2024で量産モデルがお披露目された。

bZ Sport Crossover Concept(左)/bZ FlexSpace Concept(右)

bZ5はbZ3同様にBYDと一汽トヨタが中心となって開発されたのに対し、bZ3Xは広汽トヨタ、そしてその合弁相手である広州汽車とともに開発された。

bZ3Xは2025年3月に予約が開始された際、開始1時間で約1万件を受注した。この人気の裏にはBEVとして必要十分な性能に加えて、トヨタ車らしい実用性を兼ね備え、なおかつ日本円で約250万円から買えるコストパフォーマンスが挙げられる。

広汽トヨタ、そしてその合弁相手である広州汽車の共同開発で生まれたbZ3X。

また、自動運転ベンチャーであるmomentaの高度な運転支援ソフトウェアを搭載するモデルでも、日本円換算約330万円から購入可能で、このような先進機能が注目される中国市場では大きなアドバンテージとなっている。

のちに発表されたバッテリー発煙・発火時の手厚い補償策も相まって、売り上げは平均して毎月7000台前後、2025年10月と11月にはそれぞれ約1万台を記録した。

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