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早朝の都心を行くルノー・グランカングー。標準ボディのカングーは1.3リットルの4気筒ガソリンと1.5リットルの4気筒ディーゼルを選択できるがグランカングーは前者のみとなる。
前後バンパーだけでなく、ドア・ミラーやドア・ハンドル、車体横のプロテクション・モール、スライド・レールのガーニッシュもグランカングーはすべて黒で統一。
ブラックのルーフ・レール(レールの一部を90度回転させクロス・バーとしても使用可)はオプション設定。
千葉のアトリエを目指しカントリー・ロードを行くルノー・グランカングー。
房総の静かな森の入口にあるインテリア・デザイン&家具制作を行うシイナケイジアトリエにやって来たルノー・グランカングー。
ルノー・グランカングーの前後バンパーは無塗装の樹脂タイプとなる。
全高、全幅はそれぞれ1810mmと1860mmで5人乗りの標準ボディのカングーと共通。
ルノー・グランカングーの全長はカングーより420mm長い4910mm。
ルノー・グランカングーはホイールベースもカングーより385mm長い3100mmとなる。
リアのダブルバック・ドアを開けたところ。一体のリア・ハッチに比べスペースを取らないことがよく分かる。
リアのダブルバック・ドアはヒンジのロックを外すことで180度近くまで開けることもできる。
ルノー・グランカングーは雪道やぬかるみなどでもトラクションを調整するエクステンデッド・グリップを装備。
ルノー・グランカングーの最小回転半径はカングーの5.8mに対し6.2mとなる。
ルノー・グランカングーにドライバーズ・カーとしての操る楽しさがあるのは標準ボディのカングー同様。
レザーのステアリング・ホイールや10インチのセンター・ディスプレイなど意匠はカングーもグランカングーも共通。
省燃費走行を診断するエコ・モニターも装備。
運転席正面の液晶内の表示。メーター周囲の円の縁に数字は現れず、針の動きと中央のデジタルの表示のみ。こうした必要最低限の機能などは、いかにもフランスの実用車らしい。
ファブリックとレザー調のコンビネーションとなるシート。これもまたグランカングーもカングーも共通。
グランカングーの2列目シートは3座がすべて独立している。いっぽう カングーは一体(ただし6:4の分割可倒式)だ。
2列目シートを前方に倒してアクセスする3列目シート。大人が座ってもつま先が前の2列目シート下に入れられる上、なかなか開放感もある。
7人乗車時の荷室空間。この状態で容量は500リットル。
3列目シートと2列目シートを前側に倒した状態。
3列目シートを外した状態。このように前席以外はすべて個々に着脱可能。
3列目シートを外し、2列目をダブル・フォールドした状態。
いうなれば3名乗車モード。同様に2名、4名、5名、6名、7名の状態も可能だ。
2列目、3列目シートをすべて外し、さらに助手席のバックレストを前側に倒したいわば最大積載モード。容量は3050リットルとなる。
2025年夏のフェイスリフトでエンブレムなどが変更された。
エンブレムやグリルおよびシルバーのモールはバンパーがボディ同色となる標準ボディのカングーと共通だ。
ヘッドライト・ユニットの隅には“RENAULT”のロゴが入る。
標準ボディのカングーは17インチのアロイ・ホイールが標準だがグランカングーは16インチのスチール・ホイール(センター・キャップはオプション)とミシュラン製のオールシーズン・タイヤ、クロスクライメートとの組み合わせとなる。
“KANGOO”のエンブレムは標準ボディのカングーでもロング・ボディのグラン カングーでも共通。
ナンバー・プレート上のオープナー・カバー部は標準ボディのカングーでもロング・ボディのグランカングーでも黒の樹脂に。
いっぽう左右スライド・ドアのレール部は標準ボディのカングーはボディ同色。ロング・ボディのグランカングーは黒となる。
グランカングーは今のところ1.3リットルの直列4気筒ガソリン・ターボと2ペダルの7段デュアルクラッチ式自動MTの組み合わせのみ。
シイナケイジアトリエにて、代表の椎名啓二さんが手がけた椅子をグランカングーに載せてみる。
ダブルバック・ドアの固定ラッチを解除し開いたところ。
ダブルバック・ドアのおかげで狭いところでも荷物の載せ下ろしは楽だ。
もちろん開口部の大きなスライド・ドアもこういう時は役に立つ。
柔らかなラインの手触りのとてもよい椎名さんの手がけた椅子たち。
木製だけでなく、鋳鉄の足を用いたタイプも手がけているそうだ。
当然実際には梱包された後に載せ下ろしをするが、積載量の目安にはなるのではないだろうか。
椎名さんと話しながら、7人家族を想定し、7脚の椅子を載せてみたところ。
アトリエの向かいにある大きな工房前にて。
アトリエは畑の中を通った森の入口にあるため、このようにセンスのいい看板が。
工房に飾られた看板はピノキオのイメージ。
アトリエの入口には椎名さんのたくさんの愛用の帽子とともにこんなイラストも。
アトリエの入口より全体を望む。壁の一部はガラスブロックが用いられ明るく開放的な雰囲気。左奥に手がけた椅子たちが見える。
椎名さんの作品たち。
アトリエの入口横は打ち合わせスペースになっている。
庭には暖炉やタープが。この日は手作りピザで昼食を。
アトリエ前に並ぶ新旧ルノーたち。4(キャトル)の右奥にはいくつものテントも張れる広い庭が。
工房側からアトリエを望む。4(キャトル)の右手前側にはビニール屋根のガレージも。
どちらもスチール・ホイールを履く。フランスの実用車らしく飾り気の少ないところは歴史を重ねても変わらない。
ガラスブロックの手前は屋外のキッチン・スペース。
タープの奥が庭となっている。
まるで純正のようにマッチしている周囲が木製となるルーフ・キャリア。“RENAULT 4”の文字が彫られているのが分かるだろうか。
ルーフ・キャリア自体は金属製だが、木を用いることで4(キャトル)とよくマッチする柔らかな雰囲気に。
アトリエ前の庭にはテントも張られていた。
わずかなモールと菱形のルノー・エンブレム。こういうシンプルなところもグランカングーと共通だ。
椎名さんの4(キャトル)は1988年型のGTL。リア・ガラスには主治医やチーバくんのステッカーが貼られていた。
フロント・サイドの窓ガラスは前後にスライドさせ開閉する。
ルノー5(サンク)のレザー・ステアリングを装着。インストゥルメント・パネルから手前に飛び出しているのはシフト・ノブ。
シートは張り替え済み。足元のドリンク・ホルダーを装着したラックもお手製。
仏国旗のトリコロールをイメージさせる美しく仕上げられたエンジン・ルーム。
オーナーの椎名さんは温泉好きであり遠出も4(キャトル)でなんなくこなすという。



















