2026.03.20

CARS

これは次世代の「アヴァンタイム」なのか? 新たな未来に備えるルノーの次世代ミニバンを示唆するコンセプト・モデルが公開

ルノーの次世代ミニバンは2代目「アヴァンタイム」を名乗るのか?

全ての画像を見る
ルノーは、futuREady(フューチャレディ)と銘打った戦略プランに基づき、2030年までのブランド力強化やラインナップ拡充の展望を公開。電気自動車へのシフト減速を考慮した新たな電動化技術や、意欲的なコンセプト・カーを披露した。

そのまま実現すれば2代目「アヴァンタイム」の名もふさわしいかも?


2030年までに、欧州で12のニュー・モデル投入を計画するルノー。現在、セールスの30%ほどを占めるC&Dセグメントは、新世代の電気自動車とハイブリッドを準備中だ。



2030年以降もフル・ハイブリッドを継続する一方、電気自動車は新型プラットフォームの“RGEVミディアム2.0”を導入する。B+からDまでのセグメントに対応するモジュラー構造で、800Vシステムによる超急速充電も可能に。航続距離は最大750km、レンジ・エクステンダー仕様では1400kmに達するという。



また、ルノーが掲げる“ヴォワチュール・ア・ヴィーヴル(生活のためのクルマ)”の精神の可能性を探るコンセプト・モデルとして、披露されたのが「R-スペース・ラボ」。全長4.5m、全高1.5mほどのマルチ・パーパス・ヴィークルだ。



ミニバンというには流麗なフォルムに、かつて2ドアという驚きのスタイルで登場した「アヴァンタイム」を思い出すひともいるのではないだろうか。



フロント・ウインドウからルーフまではガラスで覆われ、ピラーは細く、ドアはフレーム・レス。Bピラーはハーフ・サイズで、室内へふんだんに光を採り込む。



コクピットには、量産化に先駆けカーブド・オープンRパノラマ・スクリーンを採用し、速度、ADASやマルチメディアのデータなどを見やすく表示。センターのディスプレイでは、スマートフォンのような操作で主要機能をコントロールする。

ステア・バイ・ワイヤのコンパクトなステアリング・ホイールは、良好な前方視界を実現。乗員のみならず、ほかの道路使用者の安全にも配慮し、アルコール検知器のようなデバイスも装備した。



前席はスペース効率を高めるため、助手席のフロント/カーテン・エアバッグをシートに内蔵。設置可能となった大型の多機能グローブボックスは、バッグやタブレットも収納できるサイズで、折り畳めば脚を伸ばせるスペースを生み出すこともできる。助手席はロング・スライドにより、後席乗員とのコミュニケーションも容易だ。



リア・シートは独立3座で、わずかに後傾したバックレストが快適性を高める。前席近くまでスライドできるほか、座面跳ね上げと背もたれ前倒しにより、自転車やかさばる荷物、ペットなどを載せる広いラゲッジ・スペースを確保できる。リア・ドアは90度まで開き、乗降や積載を容易にしている。



かつての「セニック」や「エスパス」はSUVへと姿を変えたが、「R-スペース・ラボ」はかつてのそれらを想起させ、新たなマルチ・パーパス・ヴィークルの登場を予感させるコンセプト・モデルだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement



RELATED

advertisement