2026.03.19

CARS

キドニー・グリルはライトと完全に一体に! BMWはもう全部この顔でもいい!? これからのBMWの屋台骨にして8代目「3シリーズ」となる「i3」が現る【航続距離900km!】

ついに「i3」が登場! 端正かつクールなBMWのサルーンが戻ってきた!

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BMWは新型車の「i3」を発表した。

内燃エンジン版もこのスタイルのまま出るのか?「M3」は?


10年以上前に発売されたミュンヘン初の量産BEVと同名だが、今回は最近の命名法どおり、新たな「3シリーズ」の電気自動車を指す。



次世代主力モデル群のノイエ・クラッセとしては「iX3」に続く第2弾で「3シリーズ」としては8代目にあたる。



トランク・リッドが短いフォルムは“2.5ボックス”と表現され、フロント・ウインドウとAピラーを寝かせた、スポーティなセダン・スタイルだ。



ホイールベースは長く、オーバーハングは短い。



フロント・エンドは、4灯ヘッドライトとキドニー・グリル風デザインを一体化した、コンセプト・モデルの「ヴィジョン・ノイエクラッセ」に近い構成だ。



ボディ・サイズの詳細は、全長4760mm、全幅1865mm、全高1480mmで、ホイールベースは2897mm。前後トレッドは1606/1614mmと公表された。7代目の「318i Mスポーツ」の日本仕様値と比較すると、全長が20mm伸び、全幅と全高は+40mmで、ホイールベースは+47mm、前後トレッドは+21/+14mmと実際はさほど大きくなっていないのだが、ホイールベース延長とその分のオーバーハングの短縮化によるプロポーションの印象の変化はかなり大きい。



張り出したホイールアーチも、スポーティさを主張する。リア・エンドには、左右からセンター付近まで伸びるテールライトを装備。このあたりは現行「5シリーズ」や「XM」など、BMWの新世代モデルに近いテイストで「ヴィジョン・ノイエクラッセ」並みに長いが、とはいえよりスリムにまとめられている。



インテリアは「iX3」に続き、パノラミックiドライブを採用。フロント・ウインドウ基部の細くワイドなパノラミック・ビジョン、ドライバーへ近づけたフリーカット・デザインのセンター・ディスプレイ、上下がフラットな十字スポークのステアリング・ホイールなど「iX3」との共通性が色濃い眺めだ。





まずは、前後にモーターを搭載する“50xドライブ”を発売する。第6世代のeドライブ・テクノロジーを採用し、最高出力は469ps、最大トルクは645Nmを発生。同じパワートレインを積む「iX3」の0-100km/hは4.9秒というので、さらに高い加速性能を発揮することが確実視される。



制御系には、既存品の10倍早いレスポンスを誇るハート・オブ・ジョイをはじめ、4基の高性能コンピューターを使用する。



航続距離は、WLTP値で驚異の900kmを実現。これは高効率モーターや800Vテクノロジー、円形セルを用いる新型の高電圧バッテリーなどによるものだ。また、400kW急速充電に対応し、10分で最大400km相当の電力補充も可能とした。V2LやV2H、V2Gといった外部給電にも対応する。



生産は独ミュンヘン北部のミルベルツホーフェンで行われる。100年以上にわたり稼働し続けてきたこの工場は、最近4年間で大幅な近代化を図り、この次世代主力モデルの誕生に備えてきた。



製造開始は8月で、欧州では2026年秋に発売。日本導入は、2027年以降を予定しているという。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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