2026.04.03

CARS

こんな巨体が“ヌルリ!”と美しくコーナリングするとは|ジープ「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」に飯田裕子ら2人のモータージャーナリストが試乗

飯田裕子さん、斎藤慎輔さんが試乗したジープ「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」

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毎年恒例「エンジン・ガイシャ大試乗会」、2026年もやります! 大磯プリンスホテルの大駐車場に総勢33台の輸入車を一挙に集め、33人のモータージャーナリストがまる一日かけてイッキ乗り! 2026年上半期イチオシの各ニューモデルにそれぞれ5人のジャーナリストが試乗した、計165本のインプレッションを順次公開。

今回はオフローダーの中のオフローダー、ジープ「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」に試乗した飯田裕子さん、斎藤慎輔さんのリポートをお送りする。

>>>山本シンヤさん、竹岡圭さん、桐畑恒治さんのリポートはこちら<<<


「オンロードもイケる!」飯田裕子

ジープのキャッチコピー「進化の先に本物の自由はある」、おっしゃるとおりです。アンリミテッド・ルビコンはゴリゴリのマッドテレイン・タイヤを履き、道なき道を走破する性能を全身に纏う。これまで悪路の走行体験はあったが、今回は休日ドライブ気分で舗装路の走りに注目した。

オブラート抜きで妥協もストレスもない。西湘バイパスを走らせていても直進性はバッチリ。乗り心地もとてもいい。ターンパイクへと逸れるカーブで“ヌルリ!”と美しいコーナリングをしてくれた際にはこれはイケると確信。その後も上り下りでひたすらコーナリングをするラングラーのしなやかな姿勢と、ムダのない身のこなしに“本物の自由”を感じた次第だ。



さらに脱着式の3ピース・モジュラー・ハードトップを備えオープンエアも楽しめる。世の中のスポーティなSUVのそれらとは一線を画すラングラー・アンリミテッド・ルビコンの奥深い沼のような懐を知ってしまうと抜けられなくなりそうだ。

「“ホンモノ”が持つ雰囲気」斎藤慎輔

ラングラーは言うまでもなくジープ・ブランドのアイコンであり、オフローダーの中のオフローダー。時を経るほどに、その「唯一無二」感は強固なものとなり、もし似ていると感じるクルマがあったとしても元祖はこちらなのだ。

機能をカタチで示したデザインは頑なに継承しつつも、実は中身は着実に進化を遂げている。このアンリミテッド・ルビコンはゴツいマッドテレイン・タイヤを履きながらも、日常域や高速巡行で思いのほか優しい乗り心地や高い直進性を提供しており、その意外性にちょっと驚かされた。



その上でジープの全モデルの中で最高のオフロード走破性を備えると豪語するとなれば、どこへでも行ける、それこそ天地に何か起きても走り続けられる、そんな思いを抱かせてくれるというものだ。その性能を知らしめるごとく、室内には手動操作を求めるレバーやスイッチ類が並び、眺めているだけでもクルマ好きの心をくすぐるのは、まさに“ホンモノ”の雰囲気だ。



■ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン
全長×全幅×全高=4870×1930×1855mm。ホイールベース=3010mm。車重=2110kg。高いオフロード性能を誇るラングラーのトップグレード。2リッター直4ターボエンジン(272ps/400Nm)に8速ATを組み合わせる。2024年のマイナーチェンジで、インフォテイメントや安全性能が強化された。車両価格=914万円。

写真=神村聖/望月浩彦/小林俊樹/茂呂幸正

(ENGINE2026年4月号)

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