2026.03.30

CARS

三菱アウトランダーPHEVで行く自然とアートの旅 走ってわかった魅力とリアルな使い勝手

三菱アウトランダーPHEV P Executive Package 7人乗り ムーンストーングレーメタリック/ブラックマイカ(有料色)電動パノラマサンルーフ(チルト&スライド・セーフティ機構付き)はメーカーオプション。

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アウトランド(遠く未知なる地)へ向かう者の意味を持つクルマは、旅こそがふさわしい。三菱アウトランダーPHEVに乗って自然とアートを訪ねる旅は、自分と対峙する旅でもあった。

外気温度計が10度を示している。3月上旬だがこの日は北風が強く、肌寒く感じる。そんなひんやりとした空気のなか、首都高速湾岸線をムーンストーングレーメタリックの三菱アウトランダーPHEVは悠然と進む。電気残量はまだ半分以上残っていて、EVメーターの針が右足の踏み込みに反応している。乗り出して最初に感心したのは静かなこと。乗り心地も素晴らしい。バタつく無粋な所作は皆無で、とても滑らかに巡航していく。



シートはダイヤモンド・ステッチ入り。ヒーター&ベンチレーション機能を備える。クリーンでスッキリした印象のインテリア。ダッシュボード中央に12.3インチのモニターを備える。

開口部が広く使い勝手のいい荷室。5名乗車時でもゴルフバッグ4個(スーツケースなら3個)を収納することができる。

さて、2021年に登場した2代目の三菱アウトランダーは何度かの改良を経て現行型となっている。2024年にはバッテリーが刷新され、加速性能やEV航続距離が向上した。

アクアラインの木更津料金所を抜け、ダッシュを試みると後続のクルマがみるみる小さくなっていく。「こんなに速かったっけ?」と独り言ちた。アイ・ポイントが高く、先の交通事情がよくわかるのでストレスがない。

クルックフィールズ

さて、三菱アウトランダーPHEVで目指しているのは千葉県木更津市にある『クルックフィールズ』という施設だ。ここでは場内全体の電気をソーラーパネルでまかなっており、その電力を使ってポンプを動かし、地下水を組み上げ、それで有機野菜を作っている。循環型社会や環境保全をテーマにした施設で、音楽プロデューサー、小林武史さんがスタートさせた。

東京ドーム6個分の広大な敷地には有機野菜を育てている畑、それを食べることができるレストラン、農業体験が可能な宿泊室などがある。



自動車業界も環境に対する取り組みが大きな課題となり、内燃エンジンからEVへと100年に1度の大変革期を迎えている。自分たちを取り巻く環境を考えるためにも、三菱アウトランダーPHEVに乗ってここを訪れるのは意味のあることだと思った。

「循環の仕組みや環境保全に取り組んでいる様子を学ぶ子供たちの校外学習や、環境問題に取り組んでいる企業の方々の視察の場になったりしています。また、木更津市と災害の協定を結んでいて、災害があった場合の避難所になっています。食べ物、水、電気がありますから」





クルックフィールズの佐藤可奈さんが取材に答えてくれた。

自然環境の変化が豪雨や洪水などに直結していることを、いまの私たちは嫌というほど実感している。

いざというときに蓄えた電気で電化製品が使える三菱アウトランダーで良かったと思う日が来ないとは、誰にも言えないだろう。私の頭の中に孫たちの顔が浮かんだ。

施設では現代アートの作品も楽しむことができる。草間彌生、増田セバスチャンなどの個性的なデザインの作品が点在しているので、それを見ながら施設内を回るのも楽しい。





では、三菱アウトランダーPHEVをデザインという観点から見てみよう。まず全体のプロポーションが堂々としていて迫力がある。特徴的なフロント・マスクは力強さを表し、手作業でクレイモデルを削って作り込んだというサイド・ビューの“面”も、上下に凹凸が表情を生んでいてカッコイイ。



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