2026.03.30

CARS

コルベットに“グランスポーツ”が復活! エンジンは自然吸気で6.7リットルの新型V8【OHVながら542馬力!】

コルベットの新“グランスポーツ”に搭載される自然吸気6.7リットルV8 OHVが発揮する最高出力は542馬力!

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「シボレー・コルベット」の2027年モデルに、新グレードの“グランスポーツ”が加わる。

伝説の車名とV8 OHVの新エンジン登場!


C2こと2代目コルベットのレース・モデルから続く伝統の車名が、自然吸気V8史上最大のトルクを誇る新世代エンジンとともによみがえる。



新開発の6.7リットルV8 OHVは、LS6型を名乗る。1970年に登場した7.4リットルのビッグブロック・ユニットと同名だが、こちらはボア&ピッチが狭いスモールブロックの第6世代に当たる。ボアは第5世代のLT2型と同じ103.25mmだが、ストロークが100mmへ8mm延長された。



最高出力は542ps、最大トルクは705Nmで、LT2型に対し40ps/68Nmの向上。トランスミッションは8段デュアルクラッチ式自動MTで、後輪駆動だ。

圧縮比は13.0:1で、LT2型の11.5:1より高められてレスポンスをアップ。95mmのスロットル・ボディや、高速ポートを持つトンネル・ラム・インテークなどにより、吸気量を増加させた。潤滑系や鍛造のピストンとコンロッド、排気マニフォールドも新設計で、高温・高負荷下での信頼性を確保している。



排気系は、“ZR1”にも採用されるセンター4本出しを選べるが、これはC8のOHVモデルでは初となる。



“グランスポーツ”は歴代、軽量化が大きなアイデンティティだ。C8では、車両重量が1597kgと、標準モデルよりおよそ60kg軽い。足まわりは、磁性流体式可変ダンパーのマグネティック・ライド・コントロールを組み合わせたツーリング・サスペンションと、5ツイン・スポークの専用ホイール、ミシュラン・パイロット・スポーツ・オールシーズン4を標準装備する。タイヤ・サイズは前245/30ZR20、後345/25ZR21で、ホイールはカーボンの5スポークも選択可能。新開発のブレーキは、低ダストで耐食性を高めている。



パッケージ・オプションの“Z52”は、ストリート向けのスポーツ・パフォーマンス・パッケージと、サーキット向けのトラック・パフォーマンス・パッケージを設定。スポーツは、ハードなサスペンションとパイロット・スポーツ4S、“Z06”にも装備される高性能版鋳鉄ブレーキのJ56の組み合わせ。トラックはブレーキがカーボン・セラミックのJ57、タイヤがパイロット・スポーツ・カップ2Rで、カーボン・エアロ・パッケージやアンダーボディのストレーキもセットとなる。



ボディ・タイプは、デタッチャブル・トップのクーペと、可動式ハードトップのコンバーチブルを用意する。ボディ・カラーは、伝統のアドミラル・ブルーを含む10色で、“グランスポーツ”の特徴的なセンター・ストライプは5色。ハッシュマークと呼ばれるフェンダーのラインは6色で、エンジン搭載位置に合わせてリアに配される。



発売記念モデルのローンチ・エディションは、赤いスティッチが入るサントリーニ・ブルーのインテリアを採用し、ヘッドレストにはエンボス加工、フロア・マットには刺繍で、エクステリアを象ったロゴが入る。メーター・フードには、ステアリング・ホイールのセンター・マークの延長線上に赤いアクセントが入るレザー・トリムとなり、シート間のウォーターフォールのプレートと、ステアリング・ホイールのバッジが、特別仕様を主張する。



価格は未公表だが、2027年モデルはLS6型が標準エンジンとなるため、ベース・モデルとに対する上昇幅は“Z06”ほど大きくならないだろうと思われる。

OHVユニットでよりハードな走りを望むなら、見逃せない仕様だ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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