2026.04.02

CARS

1999年の誕生から累計100万台以上! キャデラックの旗艦SUV「エスカレード」が新色と新たな運転支援機能が追加に!【1890万円〜】

誕生から27年となるキャデラックのSUV「エスカレード」が改良を受けた。

全ての画像を見る
キャデラックを象徴するフラッグシップSUVの「エスカレード」が、2026年3月26日より一部仕様を変更して発売。変更点は新色の追加とACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)機能の向上という内容だが、この機会に改めて、27年の歴史を持つ「エスカレード」というモデルについて振り返る。

◆瞬く間にセレブのステータス・シンボルへ

「エスカレード」の誕生は1999年。1990年代後半にラグジュアリーSUV市場が急拡大する中、キャデラックは「GMCユーコン・デナリ」をベースに、同ブランド伝統のフロント・グリルと専用の内外装を与えるという手っ取り早い手法で市場に打って出た。企画承認からわずか10カ月で市場投入という、いわばスピード開発の賜物だった。ちなみにこの名は、攻防戦ではしごや攻城塔を用いて城壁や堡塁を乗り越える戦術“エスカレード”に由来している。



エンジンはおなじみの5.7リットルのボルテックV8で、最高出力は255psを発揮。GM製の4段ATを介して4輪を駆動するというパワーユニットとドライブトレインは基本的に「ユーコン」と共通だったが、プレミアム・パーフォレーテッド・レザーのシート、リアルウッドのトリムなどが、キャデラックの既存ユーザーを満足させるに足る差別化を生み出した。

そして「エスカレード」は、スペックではなくストリートで評価された。発売直後から著名なアスリートやミュージシャン、映画スターが競って乗り回し「キャデラックを持つことはクールだ」というイメージを一気に構築した。

結果、世界累計販売台数は100万台以上と、北米高級フルサイズSUV市場でトップ・セラーの地位を確立した。

現行モデルは55インチ対角のピラー・トゥ・ピラー・ディスプレイ、19スピーカーのAKGサラウンド・サウンド・システム、半自動運転機能のスーパー・クルーズなどを搭載し、まさにキャデラック最新技術の走るショーケースとして君臨している。



今回の改良だが、パワートレインは従来通り6.2リットルのV8 OHVユニットで、最高出力は416ps、最大トルクは63.6kgmを発揮。10段ATを介して4輪を駆動する。

エクステリア・カラーは従来のクリスタル・ホワイト・トライ・コートに代わり、新色のバイ・ブランド・ホワイト・トライ・コートを追加。より深みのある白として「リリック V」にも採用された同カラーは、キャデラックのカラー・ラインナップにおける統一感を意識した選択だろう。

運転支援機能面では、ACCにレーン・センタリング・アシストを追加した。ステアリング・ホイール上のスイッチで機能を有効化すれば、ACC作動中に車線中央を自動的に維持してくれる機能で、長距離巡航時の疲労軽減に効果的だ。

グレードは“プラチナム”と“スポーツ”の2本立て。それぞれジェット・ブラックの標準内装色ないしはウィスパー・ベージュの受注内装色が選択可能。24インチ・ホイールは40万円のオプションで、標準の22インチは受注生産となる。

2026年3月26日より販売をスタートし、価格は“プラチナム”が1890万円、“スポーツ”が1950万円。

文=上田純一郎 写真=キャデラック

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement



RELATED

advertisement