2026.04.06

CARS

VW最大級のSUVが2代目へと進化! ミニバンに乗るくらいならいっそリーズナブルな「アトラス」という選択肢も

先代は4万ドル(約640万円)〜だったVWアトラス!

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フォルクスワーゲンが、大型SUVの新型「アトラス」を、ニューヨーク国際オートショーで披露した。

この方向性が新しいVWの顔に?


2017年にアメリカで発売された初代「アトラス」は、MQBプラットフォームがベースで「トゥアレグ」より低価格な、およそ4万ドルから買える大型SUVだった。



2代目は、MQBエボを採用して正常進化。初代(5097×1990×1789/2980mm)に対し全長のみ3cm弱伸びたが、全幅や全高、ホイールベースは変えず、前輪駆動ベースならではの優れたスペース効率という美点も受け継いだ。



スタイリングは、2段重ねのLEDヘッドライトやマスクされたアッパー・グリル、力強いボンネットが、堂々たるフロント周りを構成。2本線のイルミネーションと光るエンブレムは、エントリー・グレードを除く全車に装備される。



ホイールは、エントリー・グレードに18インチ、それ以外には20インチと21インチを設定する。リアは、スポイラーの突き出しを増やしつつ、テールゲートとバンパーの段差は小さくした。ドット絵風のテールライトは、3種類の点灯パターンを持つダイナミック・ウインカーを標準装備している。



インテリアは、シフト・レバーをステアリング・コラムへ移設し、センター・コンソールの収納スペースを拡大するなど使い勝手を改善。運転席には、4ウェイ・ランバーサポート付きの12ウェイ・シートを標準装備する。ソフトな手触りの素材を多用するとともに、リアル・ウッドを全車に使用し、上位機種にはヴァレンナ・レザーとナッパ・レザーを設定して、プレミアム感も高めている。

アンビエント・ライトのカラー・バリエーションも拡充し、標準仕様は10色、上位2仕様は30色が選択可能。オーディオは9スピーカーをベースに、最上位機種には14スピーカーのハーマンカードンを装備する。空調は、Bピラーに送風口を設け、2列目にベンチレーションをオプション設定した。



エンジンは、フォルクスワーゲンの主力ユニットのひとつ、2リットル直4ターボのEA888エボ5で、最高出力/最大トルクは286ps/350Nmを発生。先代より13psアップ/20Nmダウンで、燃費性能の向上が図られた。トランスミッションは8段ATで、FFと4WDを設定。ハイブリッドは、マイナーチェンジで追加される予定だという。





3列目まで広いキャビンを持つ7人乗りの大型SUV「アトラス」は、アメリカ市場のファミリー・カー需要を考慮したモデル。

全長5mオーバーとなると日本ではニーズが限られるだろうが、価格が初代と同程度であれば、上級ミニバンのオルタナティブとして魅力的な選択肢になりうるかもしれない。

文=関 耕一郎 編集=上田純一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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