通算2代目となるスイスポは2005年9月に発売!本格的にスポーツハッチの道を歩み始めた「スイフトスポーツ」
2005年9月に発売された通算2代目となる「スイフトスポーツ」は、2004年11月に登場した小型車「スイフト」をベースにした本格的な小型車のスポーツモデルとして登場した。

“リアル・スポーツ・コンパクト”を開発コンセプトに、“走る・曲がる・止まる”の基本性能を向上させ、新開発の1.6リットル・エンジンやサスペンションなどを採用し、走りの予感をさせるスタイリングとなっている。
エクステリアは、専用設計のフロント&リアバンパー、車体側面下部のサイド・アンダー・スポイラー、車両後部にルーフ・エンド・スポイラーを採用し、空気の整流効果を高めている。ホイールは、専用デザインの16インチ・アルミ・ホイールを装着している。
インテリアは、黒を基調にし、赤色や銀色を効果的に配してスポーティなイメージを演出。ステアリングは、赤色のステッチを施した本革巻きで、5速MT車のシフト・ブーツにも同様の加飾がされている。フロント・シートは、スポーツ走行時に体をしっかり支える形状の専用形状のものを採用した。

新開発された1.6リットル・エンジンは、高強度の鍛造ピストンやアルミ製インテーク・マニホールドなど、専用チューニングがされている直列4気筒。また、ピストンの裏側にオイルを吹き付けることで、ピストンの表面温度を下げる効果のあるピストン・クーリング・ジェットを採用している。その他にも、水冷式のオイルクーラーを装備し、高出力化に対する油温の上昇を抑えるといった工夫もされている。
トランスミッションは、加速性能を重視し、専用チューニングされた5速MTのほか、4速ATも用意。より気軽にスポーツ走行を楽しめるようになった。
足まわりは、専用チューニングのサスペンションを装備し、前後のブレーキに15インチの大径ディスク・ブレーキを採用。タイヤ・サイズは195/50R16だ。
通算2代目となる「スイフトスポーツ」が登場した当時の新車販売価格は、5速MT車が156万4500円、4速AT車が161万7000円だった。
通算3代目スイスポは2011年11月にデビュー!先代から進化させたスポーツハッチ
2011年11月に発売された通算3代目となる「スイフトスポーツ」は、2010年9月にデビューした小型車「スイフト」をベースとしている。
新しくなった「スイフトスポーツ」は、スイフト・シリーズの走りを象徴する「The sporty flagship」をコンセプトとして開発された。

また、高出力1.6リットル・エンジンや専用トランスミッションなどにより、高い動力性能と燃費性能を実現し、軽量化した車体に剛性を高めたサスペンションを採用することで、気持ちの良い走りと操る楽しさをさらに向上させていることが特徴だ。
エクステリアは、安定感がありながらも緊張感みなぎる低く構えた前傾フォルムとし、アグレッシブさと繊細さを兼ね備えたフロント・マスクとなっている。また、フォグランプの周辺には特徴的な3本フィン形状を採用。これにより、アグレッシブさを強調している。あわせて、専用17インチ・アルミ・ホイールにもフォグランプベゼルのフィン形状をモチーフとしたスポーク・デザインを採用している。
黒基調のインテリアは、シート、ステアリング、シフトブーツにレッドステッチを効果的に施すことで、スポーティなイメージを演出。インストルメントパネルとドアトリムには、金属の質感を表現したヘアライン調の加飾が施され、質感の高い雰囲気となっている。

フロント・シートは、スポーツ走行時などに体をしっかり支える形状で、専用の表皮とレッドステッチが採用され、Sportロゴも入っている。レッドステッチ入りの本革巻きステアリングは、スイスポ専用アイテムだ。
エンジンは、可変吸気システムの採用や吸気VVT制御の最適化、バルブリフト量の増加、冷却システムの改善など、専用チューニングを施した1.6リットル直列4気筒。高効率化により、クラストップとなる100kWの高出力を達成すると同時に燃費性能も向上させた。
トランスミッションは、6速MTとCVTを用意。新開発された6速MTは、2〜5速ギヤをクロスレシオとし、優れた加速性能を発揮する。加えて先代モデルのトランスミッションから1段ギアを追加することで定速走行時の燃費性能を向上させている。
先代の4速ATに代わる副変速機構付CVTは、広い変速比幅によって加速性能と燃費性能が高められた専用チューニングのトランスミッションだ。また、CVT車には、ダイレクトで素早いギヤ操作が可能なパドル・シフト付7速マニュアル・モードを採用している。

足まわりは、旋回時の安定性を高めた専用設計のリア・サスペンションと、大径化したストラットにリバウンド・スプリングを内蔵したフロント・サスペンションを装備。操舵に対するリヤの追従性を高めるとともに、ロールを抑えてより機敏なハンドリングを実現している。
タイヤ・サイズは195/45R17。前後に大径のディスク・ブレーキを採用するだけでなく、フロントのブレーキ・ローターを厚くし、ブレーキ・ブースターを最適化することで制動力を高めている。リア・ブレーキは、キャリパーを軽量化した。
ボディは、骨格に高張力鋼板を積極的に使用し、衝突安全性能や走行性能を高めながらも車両重量を約10kg軽量化した(6速MT車)。あわせてホイールやタイヤ、ブレーキなどの軽量化により、バネ下重量も軽くなっている。
細かな改良や変更の積み重ねにより、軽量化や高効率化が図られた通算3代目「スイフトスポーツ」のデビュー当時の新車販売価格は、6速MTが168万円、CVTが174万8250円だった。