2026.04.15

CARS

ブルドッグ再降臨 ホンダ・スーパーワンはシティ・ターボIIを彷彿させるスポーツ・コンパクトだ

ブルドッグことホンダ。シティ・ターボIIを彷彿させる迫力満点のエクステリア

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ホンダが小型BEVの新型車、「スーパーワン」を5月下旬に発売する。それに先立ち4月16日に先行予約受付を開始した。

0シリーズより熱い視線を集める


スーパーワンはプロトタイプがジャパン・モビリティ・ショー2025でデビュー。ホンダのメインステージを陣取った3台の0シリーズより熱い視線を集めていた。その際に、2026年以降の発売は予告されたが、いよいよ待望の市販化を果たす。


大胆なブリスターフェンダー


軽自動車のNシリーズで進化を重ねたプラットフォームを活用したという説明を聞かずとも、ベースがN-ONE e:であることは一目瞭然だ。N-ONE e:のトレッドを拡げ、大胆なブリスターフェンダーを装着する。

そのスタイリングからは、初代シティ・ターボIIの姿を知るものは誰しも、ブルドッグという愛称を思い浮かべるに違いない。


タイヤサイズは185/55R15


ボディサイズは未公表だが、全幅は、軽規格より100mm程度ワイド化されるとみられ、意外にワイドだったホンダeと比べると、当然ながらだいぶコンパクトな印象だ。先日のオートモビルカウンシル2026に出展されたプリプロダクションモデルで確認したタイヤサイズは185/55R15だった。

ボディカラーは全5色。新色のブーストバイオレット・パールはスーパーワン専用色で、モチーフはブルージェットと呼ばれる成層圏上部から宇宙へ雷のように走る放電現象の青みがかった電光だ。


ブーストモードでイルミが変化


室内は専用のスポーツシートを装備。サイドサポートの形状はシティ・ターボIIのそれを彷彿させる。ブーストモード選択時にはメーター用のディスプレイに擬似タコメーターが表示され、盤面と助手席前のイルミネーションが通常時の青から紫へ色が変化する。

オーディオはホンダの小型車では初搭載となるBOSE製を標準装備。8スピーカーの専用システムで、荷室には大容量サブウーファーを設置する。


最高出力95ps


最高出力は通常時はN-ONE e:と同じ64ps。ただし、専用開発したブーストモードでは95psへパワーアップ。車両重量はN-ONE e:の60kg増となる1090kgで、7段トランスミッションの変速を再現したパワートレインの制御や仮想エンジン音とも相まって、元気な走りを楽しめるだろう。いっぽう航続距離は274kmで、N-ONE e:の7%ほどダウンに留めた。

低迷するBEV市場のカンフル剤になりそうなスーパーワン。ではあるのだが、これが魅力的であるほど、エンジン版の登場も望んでしまうのが、クルマ好きの偽らざる本音ではないだろうか。



文=関 耕一郎 写真=ホンダ 編集=新井一樹

(ENGINE WEBオリジナル)
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