2026.04.18

CARS

クルマ好きもこの最先端デザインには唸る!?「ヒョンデ・ネッソ」が全面刷新【水素充填5分で1014km走行!!】

水素のパワートレインに加えて、この独自性の高いデザインには注目すべきでは!?

全ての画像を見る
ヒョンデが、新型「ネッソ」を日本に導入した。水素燃料電池を積むSUVで、日本での販売は先代に続いてのことだ。

久しぶりの新型の水素燃料電池車はお隣の国より


この2代目の「ネッソ」は2024年開きにコンセプト・カーとしてまずデビュー。翌2025年4月のソウル・モビリティ・ショーで市販車として披露された。ちょうど1年越しの日本市場導入となる。



車体サイズは全長×全幅×全高が4750×1865×1690mm、ホイールベースは2790mmで、DセグメントSUV相当といった寸法だ。車両重量は1890〜1970kgと、同クラスのPHEVと大差ないレベルに収めている。



先代が満タンで156.6リットルだった水素タンクは、新型では162リットルに拡大。フル充填の所要時間は約5分で、航続距離は970〜1014kmと、先代の820kmからかなり伸びている。燃費にすると145〜152km/kgで、これは「トヨタ・ミライ」とほぼ同等だ。



フロント・モーターでの前輪駆動で、最高出力は204ps、最大トルクは350Nmと、先代(163ps/395Nm)よりパワー重視型。また、前走車との距離に応じて自動調整するスマート回生システムは、停止と発進を繰り返す頻度が高い交通事情を考慮し、自然でなめらかな発進加速をもたらす日本仕様専用のチューニングを施したという。



キャビンは2列5座で、水素タンクをリア・シート下などへ配置することで、センター・トンネルのないフラットな後席フロアを実現。




荷室容量は、通常時が510リットル、後席フォールディング時が最大1630リットルに達する。

標準搭載のV2L機能は、最大1500Wの電力供給が可能。V2H機器への接続にも対応し、最大出力は10kWとしている。

新型「ネッソ」は3グレード展開で、価格は750〜835万円。ちなみに、CEV補助金は147万円なので、実質価格はどのグレードを選んでも600万円台に収まるという感じか。さらに、法定点検と車検点検の基本料が4年目まで無償となる専用プログラムや、外装破損時の修理が3年間無償のサービスが付帯する。

FCEVの燃料コストは内燃エンジン車と同程度とされるが、いかんせん供給インフラの整備が不十分すぎる。BEVのように原油高対策として検討するには難があるが、ヒョンデはこのネッソを“テクノロジー・シンボルFCEV”と呼び、最も理想的な未来の水素社会モビリティを体現した一台だとする。



技術的なデモンストレーションの意味合いの色濃さが感じられる触れ込みだが、使い勝手のいいサイズ感のSUVだけに、FCEV入門車を探しているなら、妥当な選択肢かもしれない。

文=関 耕一郎 写真=ヒョンデ 編集=上田純一郎

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement



RELATED

advertisement