2026.05.02

CARS

日産が次期スカイラインを鋭意開発中であることを明言 14代目となる新型の途中経過を映像と画像で発表

日産が、神奈川・横浜の本社で開催した長期ビジョン発表会で、エクストレイル(発表されたのはアメリカ仕様のローグ)やジュークなど、今後登場する新型車を複数公開。そのうちでも、とくに多くのクルマ好きの関心を惹いたのが、次期スカイラインの画像だ。

日産らしさを体現する


日産派スカイラインを日本におけるハートビートモデルに位置付ける。日産のラインナップの中で「日産らしさを体現し、ブランドの情緒的価値と革新性を担うモデル」だからだ。日産は今後、モデルごとの役割を明確化するとしており、グローバルでビジネスを支えるコアモデル、新たな需要拡大を狙う成長モデル、協業を通じて市場カバレッジを広げるパートナーモデル、そして日本におけるハートビートモデルという計4カテゴリーが設定される。

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丸型4灯式テールライト


披露された動画では、プリンスと合併した日産が手がけた最初のスカイラインとなる、ハコスカことC10型3代目スカイラインらしきモデルと次期スカイラインが並走。さらに、アイデンティティとなっている丸型4灯テールライトや、ハコスカを思わせる左右が跳ね上がったフロントまわりといったディテールも確認できる。

さらに、ノーズにはSを図案化したエンブレムやサーフィンラインを想起させる形状のリアフェンダーに配された筆記体の車名ロゴといった過去のスカイラインへオマージュを感じさせる要素もチラ見せ。フェアレディZで成功したレトロモチーフ路線を踏襲するであろうことがうかがえる。


パワートレインはFR踏襲か


動画の説明では「日本が誇る高度なエンジニアリング、走りへの情熱、ドライバーの意のままの走りを実現する操作性能」をスカイラインの「これまでに築き上げた価値」としており、次期型では、それをさらに革新させていくとのこと。こうしたコンセプトと、日本市場を重視した商品企画であれば、完全電動化はひとまずなさそうだ。

おそらくパワートレインは、現行モデルに搭載するV6の改良型や、それをハイブリッド化したもので、もちろん縦置きFRとなるだろう。ボディタイプはCピラーを立たせた3ボックスであることが映像から確認できた。セダンの設定は確実だろうが、V36型まで設定されていたクーペの復活に関しては市場規模を考えると微妙なところだ。

「日産の源流であり、魂の象徴でもある」とされ、プリンス名義の初代から数えれば70年近い歴史を持つスカイライン。しかし、現行モデルは2014年の登場で、世界初のハンズオフ機能や台数限定の高性能仕様といったトピックはあったものの、もはや存在感は希薄になっている。

多くの歴史ある車名が切り捨てられる中でも生き残ったとはいえ、ブランド力を活かせているとは言い難いスカイライン。次期型が、往年の栄光を取り戻すような、魅力あるクルマとなることを願うばかりだ。

文=関 耕一郎 写真=日産自動車 編集=新井一樹

(ENGINE WEBオリジナル)
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