2026.06.27

CARS

「ルノー・メガーヌ」が世界初の電池構造など大幅に改良! “E-テック・エレクトリック”の航続距離は500kmへ

クリオ(日本名ルーテシア)ほどワイルドじゃない? 新しい「ルノー・メガーヌ」はこんな顔に!

全ての画像を見る
ルノーが「メガーヌE-テック・エレクトリック」をアップデート。デザインの刷新や走行性能の向上など、全方位での魅力向上を図った。

メガーヌが新世代のルノー顔へ!


フロント周りは、ヘッドライト以外のコンポーネンツを一新し、グロス・ブラックのグリル風パネルは拡大。



バンパーはボディ同色部が目立つようになり、格子状に並んだ菱形デイタイム・ライトを両端に設置。



視線を低い部分へ引きつけ、踏ん張り感やワイド感を強調する。



テール・ライトは、従来に似た形状だが、表面を覆うレンズを廃止。より立体感のある造形に仕立てられた。リア・バンパーは、エアロパーツ的なスタイルとして、スポーティさを強めている。



ボディ・サイズは4200×1782×1522mmで、全高が従来比20mmアップ。これは、拡大されたバッテリーの搭載によるものだ。新世代のリン酸鉄で、密集した232セルをバッテリー・パックへ直接組み込むC2P構造を採用している。

世界初採用というこの構造は充填効率を高め、従来の60kWhから、67kWhへ容量を拡大した。また、急速充電性能は、35kWアップの165kWに。15→80%チャージは25%早まり、およそ24分となった。



レアアース不使用の同期モーターはフランス・クレオン工場製で、最高出力/最大トルクは220ps/300Nmを発揮。従来と同等のスペックだが、航続距離は500kmと、30kmほど伸びている。いっぽう、車両重量が120kgほど増加しており、0-100km/h加速は7.6秒と、0.1秒遅くなっている。



シャシー関係では、スプリングとダンパーのセッティングを見直し、操舵系も再チューニング。バランスのいいハンドリングや路面追従性、ドライビング・プレジャーの維持に努めた。



制御系では、回生ブレーキにパドル操作での4段階切り替えを採用し、ワンペダル運転も可能に。また、走行モードを選択するマルチセンスは、個別設定可能なペルソに替えスマート・モードを設定。エコ/コンフォート/スポーツの各モードを、運転状況に合わせて自動で切り替える。

インフォテインメント・システムのオープンRは、Google内蔵型を採用し、充電時間も勘案したルート設定などが可能に。音声認識は、現在のGoogleアシスタントに代え、近くGoogle Geminiを導入。より自然な話し言葉に対応できるようになるという。



グレードは、同一パワートレインを積む2機種に統合。“テクノ”は19インチ・ホイールの標準仕様ながら、オープンRやヒートポンプ、バッテリー・プリ・コンディショニングなど、必要十分な装備が揃う。

上位の“エスプリ・アルピーヌ”は、20インチ・ホイールやスポーティな外装、マッサージ機能付き電動シート、ハーマンカードンのオーディオなどが加わる。

ボディ・カラーは、新色のサテン・ブルー・スレートを含む7色。オプションで、ブラックやシスト・グレーのルーフもチョイスできる。



価格は未発表だが、従来型は60kWhの“テクノ”で3万4670ユーロ(約640万円)〜だった。その値付けや、普及率を考えると日本導入はなさそうだが、ハンドリング巧者のルノーが仕立て、メガーヌを名乗る電気自動車は、機会があれば是非とも乗ってみたいクルマだ。

文=関 耕一郎 写真=ルノー 編集=上田純一郎

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement



RELATED

advertisement