自分がもう一台所有したくなるくらい魅力的で、なおかつ他人にも勧めたい順に選考しました。そこに“今日的であるか”というひとつの条件を課したので、1〜9位が最新のクルマたちとなりました。それ以下もHOTです。
とても速く、静かで滑らかなEV。かつ、ジャガーネスおおあり。インターフェイスでも新たな試みがいくつも。〝あたらしモノ好き〞にはたまらない。
2位 メルセデス・ベンツEクラス・ステーションワゴン(オールテレイン、AMG E53を含む、AMG E63を除く)
E220d 4マチック・オールテレインの一点推し。可変エアサスにオフロード・モードの組み合わせが下手なSUV顔負けの走破性を持っている。
3位 DS7クロスバック
かつてのハイドロニューマチックを思い出すほどの柔らかい乗り心地がクセになる。独特なインターフェイスだが操作性自体は秀逸で使いやすい。
4位 レンジローバー・ヴェラール
最低地上高を変えられるエアサスやオフロード・モードを備えて極悪路を進めるにも拘わらず、超絶的に美しい。車内もミニマリズムの極致。
5位 プジョー508セダン
走りっぷりは柔軟で、とても快適。それでいて、ハンドリングも良い。テールゲートを持つトランクも実用性高い。お買い得価格。
6位 ベントレー・コンチネンタルGT(コンバーチブル含む)
走行性能だけでなく、内外デザインや仕上げなども豪奢の極み。乗れば、誰でもその価格に納得するはず。できれば工場まで出掛けて発注したい。
7位 ジープ・ラングラー
ラダー・フレームと副変速機を備え、前後サスはリジッド。悪路走破のためのメカを変わらず装備しているが、走りと乗り心地は現代的で快適。
8位 三菱デリカD:5
デフのロック・モードまで備えた、悪路走破性に優れた稀有なミニバン。改変で商品性が大幅に向上した。地の果てまで車中泊しながら行ける。
9位 ポルシェ911タルガ4/911タルガ4S/911タルガ4GTS
硬派でストイックなGT3系ではなく、911は〝軟派〞なタルガを選びたい。閉じてもカブリオレ並みに明るい車内は開放的で、余裕を感じさせる。
10位 BMW i3(レンジ・エクステンダー装着車含む)
レンジ・エクステンダー版で東京駅から(エコ運転でなく)400㎞走ったのは立派。優れたシャシーは疲れ知らず。モダンなインテリアが心地良い。
11位 マクラーレン570S(570スパイダー、570GT、540C含む)
テールゲート付きの570GTを推す。とても速く、運転の喜びに満ちているが、どこか遠くへ旅に出たくなる。通好みの粋なスーパー・スポーツ。
12位 レクサスLC
個性的なスタイルがレクサスで最もカッコいい。3.5ℓハイブリッド版は洗練され、5ℓNAのV8版は絶滅危惧種化寸前の魅力がある。
13位 トヨタ・ランドクルーザー
都市型SUV全盛時代だからこそ、ラダー・フレームと副変速機を備えた本格派のランクルに乗りたい。街乗りには過剰だが、いつかはきっと。
14位 ルノー・トゥインゴ
オヤジが乗っても〝イタく〞ないコンパクトカー。何を削って何をどう残すのかを良く把握している。高級車の縮小版でないところに見識が現れている。
15位 シトロエンC3
新しい小型車像を模索し、成功している。標準装備の車載カメラで走行中に画像や動画を撮影しアプリでアップできる。走りっぷりも良好。
16位 ボルボV90(クロスカントリー含む) 佳きステーション・ワゴンの見本。荷物をたくさん載せての走りに注文はなく、ドライバー・インターフェイスが秀逸。好みの内外装を選びたい。
17位 フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアント(ゴルフRヴァリアント、eゴルフ、GTE、オールトラック含む)
推薦したいのはゴルフGTE。プラグインハイブリッド版のゴルフだ。省エネのみならず、スポーツモードで走る山道の鮮やかさは〝新時代のGTI〞。
18位 ランボルギーニ・アヴェンタドール(S、Sロードスター、SVJ、SVJロードスター含む)
Sになり、運転しやすくなった。乗る喜び、持つ喜び、見せる喜びと趣味嗜好品としてのスーパー・スポ ーツの三拍子が揃っている。〝縁起物〞の一種。
19位 ホンダ・インサイト
新しいハイブリッド・システムが賢い。ドライバー・インターフェイスもだいぶ改められた。〝スポーツ〞を標榜しないホンダは穏やかで好ましい。
20位 ロールス・ロイス・レイス(ブラックバッジ含む)
浮世離れした外見ばかりが注目されるが、巨体を滑るように走らせるのは流石。他人からつねに撮影される覚悟が必要だし、衣食住も揃えないと。
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