これまで出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台は何か? クルマが私たちの人生にもたらしてくれたものについて考える企画「わが人生のクルマのクルマ」。1990年代にイタリアに移住したジャーナリストの大矢アキオさんが選んだのは、「1987年型ランチア・デルタ1300LX」。当時、収入も不安定だった彼が手にしたクルマはトラブル続きの初代ランチア・デルタだった。
走行距離12万8000キロで27万円
筆者の「思い出の車」は今回の企画で最もショボく、ストーリーもいちばんビンボーくさいに違いない。しかし、それは自分にとって人生の転機を共にした車である。
今から24年前の1996年、東京の出版社を退職し、イタリア中部の古都シエナにやってきた。持ち物はスーツケース1個と音大生時代のヴァイオリン1挺。おっと、離日6日前に入籍した女房も一緒だった。外国人大学で学生生活を送ったのち、イタリア人が経営する料理学校の広報担当&通訳として、この地での社会人生活をスタートできた。

(ENGINE2020年7・8月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2026.03.25
CARS
フェラーリ新型、オペラの余韻に現れた「アマルフィ・スパイダー」が日…
2026.03.22
CARS
「服でいうならバラクータとか、バブアーみたいな感じ」日本を代表する…
2026.03.19
CARS
乗り心地の良さに大満足|新時代を告げる「アルファ・ロメオ・ジュニア…
2026.03.20
LIFESTYLE
50年前に建てられたとは思えないモダンなビンテージ住宅 古びること…
2026.03.20
CARS
これぞ「人生のご褒美」の一等賞|アルピーヌ「A110 R70」に試…
2026.03.15
CARS
廃線となった首都高を埋め尽くした空冷ポルシェ!1日限りの『LUFT…
advertisement
2026.03.22
超ワイド&ローのスタイルに昭和育ちは思わず感涙|大井貴之ら3人のモータージャーナリストがアウディ「RS e-トロンGTパフォーマンス」に試乗
2026.03.24
「狂ったか!?」と叫びたいほど速かった|モータージャーナリストの清水草一ら2人がBMW「M5ツーリング」に試乗
2026.03.24
コストコやIKEAの買い物も余裕の羊の皮を被った狼|モータージャーナリストの国沢光宏ら3人がBMW「M5ツーリング」に試乗
2026.03.19
乗り心地の良さに大満足|新時代を告げる「アルファ・ロメオ・ジュニア・イブリダ」に自動車評論家の飯田裕子と竹岡圭、吉田由美が試乗
2026.03.20
50年前に建てられたとは思えないモダンなビンテージ住宅 古びることなく時の経過とともに魅力が増していく建築の素晴らしさとは