これまで出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台は何か? クルマが私たちの人生にもたらしてくれたものについて考える企画「わが人生のクルマのクルマ」。この自動車雑誌業界に入った当初は、イタリア車一直線だった森口さん。ところが、次に移った編集部は、アルファ・ロメオ好きだらけ。「それなら」と選んだのが2CVだった。
居場所を見つけた
もっとも長く所有しているとなると、今も手もとにあるルノー・アヴァンタイムになるけれど、そこに行き着いたきっかけの1台として、シトロエン2CVは自分のカーライフの中で欠かせない。運転免許を取った頃からシトロエンは気になる存在だったけれど、大学卒業後まもなく潜り込んだ自動車雑誌の先輩たちから「ハイドロは絶対やめとけ」ときつく言われたので、アウトビアンキやアルファ・ロメオを乗り継いだ。この頃はイタリアン一直線だった。
でも当時所有していたジュリア・クーペの2000GTVの維持にお金が掛かったうえに、その頃入ったカー・マガジン編集部にはアルファ好きが複数いて目立たないと思ったので、シンプルすぎて壊れる場所がないと言われた2CVに乗り換えた。つまりこれが初のフランス車だった。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2025.12.13
CARS
男性に迎えに来て欲しいクルマはこれ 藤島知子さん(自動車評論家)が…
2025.12.13
CARS
26歳令和の若者のクルマが、昭和のオジサンをワクワクさせてくれた …
2025.12.13
CARS
初代NSXからスタート!旧型スポーツカーを蘇らせるホンダ公式サービ…
2025.12.11
WATCHES
ピンクパンサー、次元大介、そして“E.T.”。この冬は機械式ムーブ…
2025.11.29
CARS
まるで生き物のようなV12エンジンの息吹を全身で味わう!日本上陸し…
PR | 2025.11.27
CARS
カングー乗りの人間国宝、林曉さん 漆工芸とカングーには、いったいど…
advertisement
2025.12.13
男性に迎えに来て欲しいクルマはこれ 藤島知子さん(自動車評論家)が選んだ令和のデートカーとは
2025.12.13
26歳令和の若者のクルマが、昭和のオジサンをワクワクさせてくれた 当時流行ったコンプリートカー風に仕上げた2代目トヨタ・セリカXX
2025.12.11
“ビジュくて、メロい”実際に購入してその進化のほどを実感!吉田由美(自動車評論家)が3位に選ぶクルマとは
2025.12.09
その金額を払うに相応しいだけの価値はあるか?山田弘樹(自動車評論家)が1位に選んだのはこのクルマだ
2025.12.15
直列6気筒+6速MTをFRで味わえる貴重すぎる存在!総合8位に選ばれた自動車評論家が絶賛したクルマとは【2025年買いたいクルマBEST 20】