2020.07.21

CARS

ここへ行けばポルシェ・タイカンが見られる 有明に「Porsche NOW Tokyo」がオープン

ポルシェ正規販売店、イー・ビー・アイ・マーケティングがポップアップ・ストアを開設した。


ポルシェ・タイカンをいち早く見たかったら、ここへ行こう。ポルシェジャパンの正規販売店であるイー・ビー・アイ・マーケティングが東武有明に開設したポップアップ・ストア、「Porsche NOW Tokyo」にはポルシェ・タイカンの実車が常時展示されている。タイカンの日本仕様が全国のディーラーにお目見えするのは11月だが、このポップアップ・ストアへ出向けば、タイカン(左ハンドル)をじっくりと見ることができる。


来年の8月31日までの期間限定で開設された「Porsche NOW Tokyo」は、ポルシェが世界各地で展開している「Porsche NOW」を日本市場へ初めて導入したもので、店舗はガラス張りを全面に展開した開放感のあるものとなっている。店内とデッキスペースにタイカンを含む3台のポルシェが展示されるほか、ポルシェジャパンが都市型充電ステーションとして東京(4店)、名古屋(2店)、大阪(2店)に配置を予定している150kW級の出力を誇るポルシェ・ターボチャージング・ステーションも併設されている。最大8kWのホーム・チャージングではフル充電に10~12時間を必要とするが、このターボチャージング充電では走行距離300kmに相当する80%充電が僅か24分で可能という。10分の充電でも100kmの走行が可能になるという。


店内ではVR(ヴァーチャル・リアリティ)で可視化されるカー・コンフィギュレーターも体験可能だ。さらに日本初の試みとして、ポルシェに関する問い合わせに答えてくれるスタッフ、「ポルシェ・プロ」も常駐する。これも日本初の試みだという。


3D VRゴーグルを装着してカー・コンフィギュレーターを体験することも可能。

タイカンはポルシェ初の量産フル電動スポーツカーだが、800Vの高電圧システムの採用によって150kW急速充電に対応するなど、意欲的な先進技術を満載し、その甲斐あってか、すでに好調な受注状況にあるという。なかでも注目されるのは、その45%がポルシェを初めて購入する人ということだろう。もうひとつ驚くべきは、95%がガソリン内燃機関のクルマからの乗り換えだということだ。初めてのEVとしてタイカンを選んでいるのである。ポルシェへの信頼は絶大と見るべきだろう。


タイカンの日本仕様の価格は6月5日にすでに発表されているが、日本仕様は日本独自の豊富な標準装備内容となっており、欧州や北米での価格と横並びの比較は意味をなさない。
日本仕様の車両価格は次のとおりだ。
●タイカン4S    :1448万1000円(税込)
●タイカン・ターボ :2023万1000円(税込)
●タイカン・ターボS :2454万1000円(税込)
※ポルシェ・モバイル・チャージャー・コネクト(充電器)を含む。すべて右ハンドル。


「Porsche NOW Tokyo」は来年8月末日までだが、その頃には、千葉県の木更津に「ポルシェ・エクスペリエンス・センター」がオープンする予定となっており、ポルシェのダイナミックな魅力に触れるチャンスもやってくる。ポルシェ・ワールドの広がりに期待は高まるばかりだ。


Porsche NOW Tokyo
所在地:東京都江東区有明一丁目3-25
TEL:03-5962-4676
営業時間:11時~20時
定休日:なし
※新型コロナ・ウイルス感染予防の対策として、当面の間、入店人数制限等を実施中


文=齋藤浩之(ENGINE編集部)


(ENGINEWEBオリジナル)

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文=齋藤浩之

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