ジャーナリスト39人とENGINE編集部員6名、計45人が、雑誌が創刊した2000年からの20年間で「一度は手に入れたい」クルマ20台を選び順位をつけた。選んだ20台についてと、「20年間のクルマをどう見てきて、この1台はどういう基準で選んだのか?」というテーマに答えてもらった。
我ながら偏ったクルマ選びになってしまったと思う。上位3台は全てミドシップの2シーター。続く3台が次世代を背負って立つ新しいパワーユニット。さらにウナる性能持つスポーツカーがずらずらと続き、オーナードリブンの対極にあるファントムときた。そこからは各ジャンルの象徴的なモデルが並ぶ。車種リストを眺めながら「クルマって本当に楽しいですね!」とニンマリします!
『サーキットの狼』世代にとって『神』に等しいヨーロッパの直系モデルとなるエリーゼがデビューした時から、常に「いつか欲しい」モデルの1ページ目にある。なぜ買わないのか? 美味しいモノは最後に食べたいからです。
最新のフェラーリを買うことは見果てぬ夢の一つだと思う。そして最新のフェラーリは常に官能の象徴みたいなもの! 最新のフェラーリに乗る度に驚き、衝撃を受け、幸せな気分に浸れる。大ゲサだと思うかも知れないが、本当です
クルマ好きにとって最もリーズナブルなスポーツカーがボクスターだと思う。動力性能は必要にして十分過ぎるレベル。コーナリング性能も使い切れないほど。それでいてオープンエアモータリングが楽しめる! 長く乗れるし!
23年前にデビューした初代プリウスのハイブリッドシステムは、今でも世界最先端のまま。誰もマネが出来ないのだから驚く。
未だに“誰でも買える”燃料電池車はMIRAIのみ。ロールバー入れて競技車両にしちゃった人もいるほど。私ですけど。信頼性高い!
電気自動車のパイオニア。リチウムイオンバッテリーを世界レベルで実用化した功績は大きい。しかも発売以来10年経つがノートラブルです。
私にとって上がりのクルマ最有力候補が540であります。これほど滑らかで硬くてしなやかなクルマを他に知らない。乗ると天国かと思う
フェラーリが作ったV8の最高峰が458だと思う。4.5リッターもあるのに9000回転まで回るのだった! 乗ると降りたくなくなります
911に乗ってリスペクトしない人はいないと思う。私の場合、どの911でも素晴らしいと感心しきり! 930を手放さなければよかった!
様々な意味で日本車の最高峰! 加えてこれほどコスパの高いスポーツモデルは世界中探してもありません。2020モデル、完成度も高い!
このクルマに乗れるのなら運転手になりたいと思う! 毎日ファントムのハンドルを握れたらクルマ好きにとっちゃ超幸せでしょう!
ワイド&ローのボディシルエットを持つ世界で最も美しいステーションワゴンだと思う。なかでもクロスカントリーは魅力的です。
アメリカに於ける現在のスバル人気、根っ子にあるのがケンブロックの「ジムカーナ」だと思う。インプレッサの走りは衝撃的でした!
日本車を代表するホットモデル! 今でも世界中にファンが存在します。三菱はどうしてこんな魅力あるモデルを止めちゃったんでしょう?
RAV4 PHVが出るまでは世界で最も実用的なPHVだった。日本じゃあまり評価されず。
ホンモノのFFスポーツモデル! しかも武闘派! オンロードでも存分に楽しめます。
定番中の定番でございます! Sクラスはどのモデルに乗っても「いいね!」と思う。
歴代のZ4の中で最も仕上がりと完成度が高いと思う。コストパフォーマンスも素晴らしい!
ロードスターもスポーツカーの文法通り「最も新しいモデルがベスト」だと思う。
クルマ好きにとって1度は一緒に暮らしてみたいと思うのが、大型のシトロエンですね!
文=国沢光宏(自動車ジャーナリスト)

(ENGINE2020年9・10月合併号)
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