20年間のエンジン"ホット100"ランキング、19位にランクインしたのはアルファ・ロメオ・ジュリア! アウディに範を取ったかのような機械構成だったアルファ159は、横置きFWD/4WDでもスポーツ・セダンは成立することを証明してみせた秀作だったと思う。けれど、後輪駆動を採用し続けるBMW 3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスの牙城を崩すようなヒット作とはならなかった。159の後、アルファ・ロメオは後継機種をすぐに投入することができず、われわれはジュリアの登場まで待たなければならなかった。開発陣が白紙委任状にも等しい自由をもらって設計したジュリアは果たして、BMWに挑戦状を叩きつけるような内容で現れた。それはクラス最高のスポーツ・セダンの座を奪取すべく構築されている。もはや一切の言い訳なし。
フロント・ミドシップに最新世代の直4ターボ過給エンジンを載せ、後輪(もしくは4輪)を駆動するこのクルマは、セダンである前にスポーツカーとしての資質に重きを置いている。アルファ・ロメオの悲願は達成されたといっていい。「こだわり派クルマ好きが同クラスのライバル車と候補に並べて、結局最後に選ぶセダンなのでは?」(島崎七生人さん)という声が物語っている。「11.7対1というあり得ないステアリング・ギア比と躾のいい後輪駆動のシャシーが生み出すシャープで爽快なハンドリング。最も気持ちいいセダン」(嶋田智之さん)でありながら、500psオーバーの超弩級V6ターボを積むクアドリフォリオでさえ、「思いのほかソフトなサスが日常的」(松田秀士さん)な常識も弁えている。
■アルファ・ロメオ・ジュリア(すべてのモデル)
全長×全幅×全高=4645×1865×1435mm、ホイールベース=2820mm、車両重量=1590kg~。最高出力=200ps/4500rpm、最大トルク=330Nm/1750rpmの2.0L直4エンジンをフロント・ミドシップに搭載し、8段ATを介して後輪を駆動する。455万円~。
文=齋藤浩之(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年9・10月合併号)
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