ドイツのニュルブルクリンク北コースをはじめ、世界の名立たるサーキットでFF最速の座をルノー・メガーヌR.Sと争うホンダのスーパー・ホットハッチ、シビック・タイプRがマイナーチェンジで進化を遂げた。


320psを発生する2.0リッター直4ターボ+6段MTのドライブトレインに変更はないが、新意匠のフロント・グリルを採用し開口面積を拡大し冷却性能を向上。さらにフロント・スポイラーの形状を見直すことでダウンフォースを増加。サスペンションのブッシュや可変ダンパーの設定を変更することでハンドリングにも磨きを掛けている。



また、200台限定の「リミテッド・エディション」が設定されたのもトピックだ。専用タイヤやBBS製ホイールなどを採用することで、走りの性能をさらにブラッシュアップしている。早速、この限定モデルを用いて鈴鹿サーキットでのタイムアタックが行われ、見事、メガーヌが持っていた鈴鹿サーキットFF最速の座を奪い返すことに成功した。コロナ・ウイルス感染の状況次第かもしれないが、メガーヌR.SがFF最速タイムを持つニュルブルクリンク北コースでのタイトル更新を狙うのは間違いないだろう。価格は標準モデルが475.2万円、リミテッド・エディションが550万円。





文=新井一樹(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年12月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
文=新井一樹(ENGINE編集部)
advertisement
advertisement
2025.10.22
110ccのバイクに普通免許で乗れる!新基準原付に原付免許で乗れるのか解説
2025.10.16
とろけるようにしなやかなのに、飛ばすほどフラットになる乗り味に感動 島下泰久(自動車評論家)が2位に選んだ普段の足にしたいクルマとは
2025.10.15
トップ3はすべて日本車! なかでも1位は意外なあのクルマだ 島崎七生人(自動車評論家)が選んだマイHOT20のランキング
2025.10.19
イタリア製5リッター V型12気筒ガソリン・エンジンを水素で走らせる! 鳴り響く快音 これがEVではないスーパーカーのもうひとつの未来だ!!【動画あり】
2025.10.08
受注再開はいつ?ホンダ・プレリュードの受注が1か月で約2400台!それでも乗りたいときはどうしたらいいのか