2020年下半期、新作時計速報! 恒例の時計フェアは中止になっても、ジュネーブや上海、そして東京での個別発表に加えて、オンラインでも新作時計が続々リリースされている。時計はいつも活力をくれる一種のビタミン。元気カラーでお洒落、ハイスペックと3拍子揃ったこんな最新モデルに注目だ。
今年のオーデマ ピゲは、基幹コレクションの新作のみならず、次々と披露される複雑モデルも注目の的だ。しかもただの複雑モデルにあらず。いずれも超絶メカを搭載する実験的なハイコンプリケーションなのには驚かされる。
ここに取り上げた2つは、いずれも重力の影響を排除して高精度をもたらす最高峰のトゥールビヨンを搭載しつつ、GMTやクロノグラフといったプラスアルファの実用機能を加味したモデル。しかも伝統的なスタイルを超越するハイテク感を強調したオープンワークのデザインがメカを引き立て、その迫力が見る者を圧倒する。
機械式複雑時計において最先端をゆくデザインは、まさにダイアル面からメカの全貌が見渡せるオープンスタイルに他ならない。それを見事に証明するのが2つのトゥールビヨンだ。最高峰の技術を投入して時計をハイテクアートの作品としてセンス良く「見せる」ことができるのは、真の実力者ならではだ。
「ロイヤル オーク」、そして「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。ブランドを代表する2モデルの贅沢なコンプリケーションは、その複雑な機構の動きを存分に楽しめるのが大きな魅力。しかも「ロイヤル オーク コンセプト」においてはパワーリザーブが約10日間! フルに巻き上げておけば長期の出張や旅行でも止まる心配も無用だ。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年12月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
advertisement
PR | 2024.04.05
CARS
見た目も中身も大きく生まれ変わった「MINI ジョン・クーパー・ワ…
PR | 2024.04.04
WATCHES
カール F. ブヘラから日本限定88本のヴィンテージ感あふれるクロ…
2024.04.19
CARS
モータージャーナリストたちもみんな「ちょっと古いクルマ」に乗ってい…
PR | 2024.03.28
CARS
クルマ好きが集う、秘密基地を訪ねる(後篇)
2024.04.10
WATCHES
これぞ、エレガンスの極み! ディオールの名作時計「シフル ルージュ…
PR | 2024.03.28
LIFESTYLE
ファウラーの新作縦型トートとスマホケースで、春のドライビング・スタ…
advertisement
2024.04.20
GT-R開発にも負けていない、これぞクルマ屋の仕事! 日産マーチ12SRは、どんなホットハッチだったのか?
2024.04.20
PHEVモデルを250万円以上値下げ レンジローバー・スポーツに装備の充実を図った2025年モデルが登場
2024.04.19
モータージャーナリストたちもみんな「ちょっと古いクルマ」に乗っている! あなたのちょっと古いクルマを見せてください!!
2024.04.15
藤野太一が乗るちょっと古いクルマ、ポルシェ911カレラ(2010年型) “中古車探しはお宝探し” 憧れだったクルマに乗れるのがいいところ!
2024.04.17
桐畑恒治が乗るちょっと古いクルマ、ランチア・デルタ(2014年型) 「中古になったら買い」の愛車候補はまだまだたくさんある!