2019年の東京モーターショーで世界初公開された現行型3シリーズ・ベースのアルピナ、新型B3の日本での販売が開始された。




フロントに縦置きされるエンジンはM3にも搭載されているS58型の3.0ℓ直6ツインターボをベースにアルピナが手を加えたものだ。最高出力は462ps、最大トルクは700Nm。先日発表された新型M3と比べると出力こそ若干劣るものの、最大トルクではM3の高出力版であるコンペティションの数値を50Nm上回る。0-100km/h加速タイムと最高速度はM3を凌ぐ。駆動方式は4WDで、変速機はトルコン式の8段ATとなる。もちろん内外装やシャシーもアルピナ専用仕立てを持つ。セダンが1229万円(左ハンドル)と1258万円(右ハンドル)、ツーリングは右ハンドルのみで1297万円。







文=新井一樹(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年12月号)
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