シトロエンのBセグメント・ハッチバック、C3の大幅改良モデルが、日本市場へ導入された。世界市場でのセールスは初代からの累計で450万台以上、3代目となる現行モデルは80万台以上を記録している。現行モデルは日本で2017年の発売以来、7625台を販売するシトロエン・ブランドの主力モデルだ。
今回の改良で大きく変わったのはエクステリア。フロント・グリルは2016年に発表されたコンセプト・カーの「Cエクスペリエンス・コンセプト」で提示されたシトロエンの新たなデザイン要素を採用したもので、クロームのバーがダブルシェブロン・エンブレムからデイタイム・ライトやヘッドライトまで伸びている。ボディ・サイドに配された特徴的な保護モールのエアバンプも形状を変更し、それに呼応する意匠のステッカーがCピラーに加えられた。新形状のヘッドライトはLED式で、ハイ/ロー自動切り替え機構を標準で備える。
インパネの形状など、エクステリアと比べるとインテリアの変更幅は小さい。しかし、特別なクッションにより微振動の吸収を図った新型シートを設定や、新色のエメラルド内装仕様を追加するなど、デザインだけでなく機能面での向上も図られている。
また、エンジンやシャシーは基本的に従来モデルのものを踏襲。1.2リッター直3ターボは制御ソフトの調整により、燃費性能を15%アップ。また、アクティブ・セーフティ・ブレーキやレーンディパーチャー・ウォーニングの採用など運転支援システムも進化を遂げている。
さらに、導入記念モデルとして「エディション2021」と呼ばれる特別仕様車を用意。通常モデルに対して1インチ拡大した17インチ・ホイールやルーフ・ステッカー、1台ごとにデザインが異なる木目プリントを配した内装パネルが装備される。
価格は、廉価モデルの「フィール」が235万円、上級モデルの「シャイン」が257.5万~259.5万円、特別仕様車のエディション2021が269.9万円となっている。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2024.10.19
LIFESTYLE
曲がっているとなぜ楽しい? 中も外も曲線だらけの三日月ハウスの謎 …
2024.10.17
CARS
【速報!】限定799台、5億7600万円のスペシャル・フェラーリ登…
2024.10.19
LIFESTYLE
フランス版ミシュランの三ツ星シェフ、小林圭 その世界観が詰まった銀…
PR | 2024.10.11
CARS
いよいよ生産終了 右ハンドルで5MTの希少なアバルトF595にモー…
PR | 2024.09.26
WATCHES
ベル&ロスのトップモデルの新作は、精悍! レーシングカーのインパネ…
PR | 2024.09.30
CARS
ディスカバリー誕生35周年記念「私のディスカバリー ストーリー」募…
advertisement
2024.10.15
「買ったら長く持ちたい」と言う国沢光宏さんの言葉が胸に沁みた 総合18位はこのホットハッチ! 自動車評論家44人が選んだ「2024年身銭買いしたいクルマのランキング!」
2024.10.20
ゴルフGTIはボディで曲がる、メガーヌRSはリア・サスペンションで曲がる、ではシビック・タイプRは何で曲がるのか? ホットハッチ頂上決戦 山野哲也が判定を下す!
2024.10.13
【システム解説篇】電気モーターだけでは1mmも走らない! ハイブリッド化された新型ポルシェ911は、カイエンやパナメーラのE-ハイブリッドとどこが違うのか?
2024.10.17
公道ではこれにまさるフェラーリはない by 清水草一 総合16位はこのスポーツカー! 自動車評論家44人が選んだ「2024年 身銭買いしたいクルマのランキング!」
2024.10.18
冒険心があるなら誰でも一度は乗ってみたい憧れのクルマ 総合15位はこのSUV! 自動車評論家44人が選んだ「2024年 身銭買いしたいクルマのランキング!」