2021.05.26

CARS

いつもと同じ喜び【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート ♯74】

1984年にデビューし、1995年まで生産されたコード・ネーム124のメルセデス・ベンツ。セダンはW124、ステーションワゴンはS124という。いまでも街ですれ違うことがある。耐久性に優れた名車の証だ。お互いにジロジロ見ているけど。

過去13年間分の雑誌記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。

【初回を読む】2008年、エンジン編集部で124型の購入を決定!


いつもと同じ喜び

2014年末に20万km表彰を終え、新年が区切りのいいスタートとなった44号車である。今月の走行距離は1800km。お正月休みなどがあり、いつもより短めだ。2014年11月にヒーター・コアを修理してから変調はない。クルマ自体が20万km超えという節目を意識するはずはなく、走りがリフレッシュしたということもない。黙々と走り続けている。いつもと同じというのはマンネリとも言うけれど、マンネリだから安心なのだ。マンネリズムはmannerismと書く。字のごとくマナー(行儀、礼儀作法)と同じ語源である。44号車のエンジン、トランスミッション、そして足まわりのマナーは相変わらず申し分ない。広い荷室のおかげで担当者の趣味である音楽活動にも大活躍だ。つい先日も大きなスピーカーのPAシステムを運んだ。変わったこともある。担当者の運転だ。20万kmを超えてから優しくなった。


文=荒井寿彦(ENGINE編集部)


■44号車/メルセデス・ベンツ300TEMERCEDES-BENZ300TE


購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離:20万6200km


(ENGINE2015年3月号)

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