ベントレーは日本市場限定で「コンチネンタルGT V8エクイノックス・エディション」を10台販売する。エクイノックスとは昼と夜の長さが同じになるときを意味し、光と闇をイメージさせる黒/白/シルバーのモノクロームな仕上げとなっている。
ボディ・カラーはグレイシャーホワイトとオニキス(ブラック)の2色を設定。これにカスタマイズを施すのは、世界最古を謳うコーチビルダーをルーツに持ち、ベントレーの特注モデルなどを手がけるビスポーク部門のマリナーだ。
ボディにはスタイリング・スペシフィケーションと銘打たれた、グロス仕上げのカーボンを用いるフロントスプリッター/リアディフューザー/リアスポイラーとウイングバッジを埋め込んだサイド・シルを装着。このエアロ・パーツにはムーンビームと呼ばれるシルバーのピンストライプが手作業で引かれるが、この作業には1台あたり5日を要するという。
ホイールは、22インチのマリナー・ドライビング・スペシフィケーションで、ダークなメタリック・カラーのタングステンでペイントされた専用仕様だ。
インテリアはベルーガこと高級キャビアのような漆黒がベースで、シートの側面はシルバー。マリナーのロゴが入るダッシュボードのパネルは手塗りで仕上げるピアノ・ムーンビームとグランドブラックの2トーンとなる。
シートとステアリング・ホイールにはシルバーのステッチが入り、座面や毛足の長いマリナー仕様のフロア・マットなどには、シルバーとブラックのステッチでダイヤ柄のキルティングが施される。また、ヘッドレストにはベントレーのロゴが4500針かけて刺繍されている。使用される糸は特別な染色により、車両のライフスパンいっぱいその色合いを保つという。
マリナーにはワンオフ・モデルを製作する部署やクラシック・モデルを扱う部署もあるが、エクイノックス・エディションを手掛けたのは「コレクションズ」と呼ばれるカスタマイズを手がける部署。量産車でも個性と希少価値を付与したモデルを求めるユーザーなら、注目したい1台だ。
ブラックとホワイトが各5台で、価格は3118万円。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
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